クリスマス虫ケーキとゴキブリのパエリアを食す

高田馬場駅近くのジビエ居酒屋「米とサーカス」で開催された内山昭一先生率いる「昆虫食を楽しむ会」に初参加した。メニューは、「クリスマス虫ケーキ」と「バグパエリア」と「サクサンのいちごスムージー」の三品。(2017/12/9)

クリスマス虫ケーキ

【昆虫材料】セミ幼虫、サクラケムシ、タイワンツチイナゴ、フタホシコオロギ、タガメ、アリノコ。

虫もチョコレートでコーティングすると、チョコ菓子そのもの。これだったら昆虫食初心者でもいけるいける。作るのは大変だけど…

バグパエリア

【昆虫材料】デュビア、フタホシコオロギ、コガタスズメバチ蛹、タイワンツチイナゴ、ジョロウグモ。

メインになる「デュビア」とは、学名の Blaptica dubia の種小名をカタカナにしたもので、 和名はアルゼンチンモリゴキブリという。

ゴキブリを食べたのは生まれて初めてだった。

サクサンのいちごスムージー

【昆虫材料】サクサン。 いちごスムージー、聞こえはいいけど僕の口には合わなかった(笑)

さぁ取り分けて食べましょう~ 食べる前に自分たちで作った完成品を写メ

料理の分担を大まかに分けて、それぞれ担当の物をレシピに則り進めていく。お互い初対面の方が多かったようだ。

昆虫食の研究は、タイより日本の方が進んでいると思った。

東京で食べるラープマグロ

ハーブたっぷりスパイシーなマグロのラープ

ラープといえばタイ東北部イサーン地方の郷土料理である。肉類を使ったタイのサラダの一種で、豚、鶏、牛、アヒルなどが一般的であるが、魚が使われることもある。

生魚のラープをタイ語で「ラープ・プラー・ディップ」というが、イサーン地方では養殖された川魚を使う。

東京のタイ料理屋でマグロのラープ「ラープマグロ」を食したことがある。

タイ料理店「メースィールアン」

田無駅前のタイ料理「メースィールアン」だが、現在は「バンコックチリBKK」と改名している。

マグロの赤身に赤タマネギ、マナオ、ナンプラー、煎ったもち米などが叩きこまれる。意外に辛くて、とても美味しい。

タイ料理店「スクォータイ」

青梅(河辺)にあるタイ料理「スクォータイ」 辛いけどマグロの風味があり、とても美味しい。

タイ料理店「Dee Dee Dining」

中神駅の近くのビルの2階にある。見ての通り、マグロの刺身のラープって感じ。

僕が東京で食べた「ラープマグロ」は上記の3店であるが、いずれも事前に予約が必要である。

ラープマグロは、日本人好みに創作したタイ料理なのかもしれない。

チェンマイの郷土料理「ネーム」

タイ北部の郷土料理、ほどよい酸味のある発酵ソーセージ「ネーム」

作り方は豚挽き肉に、ニンニク、塩、唐辛子、薄切りにした豚の皮などをバナナの葉に包み、常温で発酵させる。

僕は屋台で蒸してくれたネームが大好きで、酒のつまみにしている。お昼はカオパット・ネームをよく食べる。

「ネームモックカイ」バナナの葉に包んで蒸されたネームと卵の蒸し物。プリッキーヌーやニンニクを齧りながらビールを飲む。キャベツで口の中を整える。これでなんと30バーツ(100円) お酒が進む。

「ネームモックカイ」ネームと卵の蒸し物。塩分が強い日もある。

いつもお姉さんが「ネームモックカイ」を目の前で蒸してくれる。

「ネームモックカイ」を炭火で蒸しているところ。ネームを作ってみたいなぁ…

「ネームモックカイ」蒸す直前にバナナの葉に包まれたネームに生卵を落とす。

ここのお店の「ネームモックカイ」は、豚の皮のスライスが多い。北タイ料理店「フアンムアンチャイ」ここではこの料理のことを「ジンソムモック」と呼んでいる。

「ネームモックカイ」小さな食堂の店頭にもネームを出しているところがある。

「ネームモックカイ」ローカル食堂にて どの料理も一品19バーツの食堂で食べたので、これも19バーツ(70円)

「ネームモックカイ」ネームと卵の蒸し物。ここのお店では細かくしたネームとプリッキーヌーを卵に包み込むようにして蒸す。北タイ料理店「Seen Nimman」

「生ネーム」生姜やニンニクや唐辛子をかじりながらネームを食べる。北タイ料理店「Seen Nimman」

「ゲーンパックサイネーム」ネームとツルムラサキの酸味スープ。酸っぱいネームムーとパックプラン葉の相性が絶妙。北タイ料理店「Seen Nimman」

北タイ料理店「Seen Nimman」(Krua Kon Muang)  風が通り植物いっぱいの自然の中で食べるって感じ。最近、雨が降っても大丈夫なように部分的に透明のシートの屋根ができた。可愛いネコが3匹いる。

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物。屋台にて

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物添えご飯

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物添えご飯 ผัดแหนมใส่ไข่ราดข้าว 50バーツ

「パットネームサイカイ」ネームと卵の炒め物添えご飯 ผัดแหนมใส่ไข่ราดข้าว 50バーツ、豆腐や春雨のスープをつける

「ヤムネーム」ยำแหนม (発酵豚肉ソーセージの和え物) 60バーツ

激辛「ヤムネーム」ยำแหนม (発酵豚肉ソーセージの和え物) 60バーツ 2023/4/2 更新

ネームの酸っぱさを期待してたのだけど、あまりにもの辛さで酸っぱさを感じなかった。このままビールだけでは舌がおかしくなりそうだったので、スナック菓子を追加。汁が赤い(^_^;) 2023/4/2 更新





「ネームパットキン」แหนมผัดขิง ネームの生姜炒め 60B 2023/5/7 更新

「カオパットネーム」ネームの炒飯。街の食堂にて 40バーツ(140円)

「カオパットネーム」ネームの炒飯。街の食堂にて 40バーツ(140円)

「カオパットネーム」ネームの炒飯。街のオープン食堂にて

「カオパットネーム」ネームの炒飯。僕はエビチャーハンよりこっちが好き

「カオパットネーム」ネームの炒飯。スーパーやコンビニで売っている棒状のネームを使っていると思われる。

「パットシーユー・ネーム」これも旨い。ネームの酸っぱさがやみつきになる。50バーツ 2023/4/2 更新

チェンマイのぶっかけ食堂の「ネームと卵の炒め物」

ぶっかけ食堂 Brown Rice Lady Kitchen 2023/4/10 更新

Brown Rice Lady Kitchen のぶっかけ飯の1品ネーム料理 ผัดแหนมใส่ไข่ 「パット・ネーム・サイカイ」 2023/4/10 更新

Brown Rice Lady Kitchen のぶっかけ飯の1品ネーム料理 ผัดแหนมใส่ไข่ 「パット・ネーム・サイカイ」 2023/4/10 更新

Brown Rice Lady Kitchen のぶっかけ飯の1品ネーム料理 ผัดแหนมใส่ไข่ 「パット・ネーム・サイカイ」 2023/11/18 更新

MAYA地下のぶっかけ飯屋の「ネームと卵の炒め物」

ネームはタイではもともと保存食として作られていたようだが、今はタイの人も生では食べなくなってきた。やっぱり家で作った自家製のネームを生で食べるのは怖いのか。屋台では蒸したり、焼いたネームが売られている。日本のタイ料理店ではめったに見かけない。

バンコクの高級昆虫料理 (1)

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard

タイの昆虫食は進化している。バンコクの昆虫レストラン “Insects in the Backyard” では、裏庭に普通にいる昆虫を高級食材とコラボさせ驚くような風味の昆虫料理に仕上げていた。食材となる新鮮な昆虫は、毎日バイクでパトゥムタニーの市場へ仕入れに行くという。料理に使う油は頻繁に取り換えるというこだわりよう。

【 タガメの雌の腹部料理 】タガメの雌の腹肉とチーズを挟み込んだラビオリ3つに、天日干しのトマトとサクサクワンタンとクリームチーズソースを配したイタリア風昆虫料理。もちろん頭、胸、羽、足もすべて頂いた。

【 生ガキの赤アリ幼虫・蛹のせ 】お皿には粗塩が敷かれている。

【 焼いた鶏胸肉とオオコオロギの幼虫とサツマイモソテーとトマトママレードの白ワイングレープソース添え 】オオコオロギの足は取られているので食べやすい。

【 焼きスズキにのった赤アリの女王アリ、トウモロコシのサルサと赤アリ幼虫の白バターソース添え 】フランス料理風

【 タケムシの燻製と炙りホタテ 】昆虫料理初心者でも美味しく食べられる。

【 チーズとサワークリームがかかったオーガニック昆虫いろいろとメキシコ風ナチョスのサラダ 】小さなミイデラゴミムシも入っていた。

昆虫レストラン Insects in the Backyard の入口上にはデカいバッタの足のオブジェが配されている。

この昆虫レストランは、バンコクで最も奇抜で独創的なチャンチュイ・クリエイティブスペース内にあり、近くには実物の旅客機のオブジェがある。

行き方はバスで行くなどいくつかあるが、僕はフアランポーン駅からメータータクシーで行った。約100バーツ。タクシーの運転手に「チャンチュイに行きたい」と言って、このゲートの写真を見せたら、タイ語で書いてあるのですぐに分かってくれた。帰りは逆でゲートの前の大通りでタクシーをつかまえる。

この昆虫レストランで昆虫料理を食べるときのポイントは、事前に席を予約し、時間帯は混む前の15~16時頃が良いと思う。お客が少ないとコックさんやスタッフが昆虫料理についていろいろ丁寧に説明してくれる。

この投稿は、新型コロナウイルス発生前の去年の8月下旬に訪れた時のことに基づいている。つづく…

バンコクの高級昆虫料理 (2)

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard

昆虫の食べ方には、素揚げにして昆虫そのものの味を楽しむ食べ方と、料理に添えて他の食材と共に昆虫を食べる食べ方がある。また、昆虫を粉末にしてパスタなどの食材に混ぜ込んで食べる食べ方もある。

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard は、季節によって食材となる昆虫の仕入状況により、メニューと若干昆虫の種類が異なることもある。一方では顔なじみになると、「きょうはヤシオオオサゾウムシの幼虫が手に入った」などと言ってサービスでそれを使った昆虫料理を出してくれることもある。

【 バッタのリゾット、焼きエビ、天日干しトマト、サクサクバッタ、香草のせ】

【 自家製イエコオロギ粉末入りパスタとケラ、ナポレオンサラミ添え】

【 赤アリの幼虫と焼きエビのマリナラソーススパゲティ】

【 イタリアンブレッドにのったタケムシ、カイコのさなぎ、イエコオロギ、ケラの香草トマトサルサ 】一皿4種類の昆虫が出てくる。

【 煎ったヤシオオオサゾウムシ幼虫のシーザーサラダ】「きょうはヤシオオオサゾウムシ幼虫が手に入りました」と言って、サービスしてもらった。

【 揚げたてのオオコオロギ】これだけでもメインディッシュになりそう。これもメニューにはなく、サービスしてもらった。

【 バッタのチーズサラダ 】バッタとチーズ、意外に合うかも。

魅力的な昆虫料理を作ってくれたコックさん。右がチェンマイ出身の料理長スラシ・ゴン(Surasit Gong Buttama)さん、とてもフレンドリーにいろいろ昆虫料理について教えてくださった。左はコーク(Kook)シェフ。

右がこの昆虫レストラン ”Insects in the Backyard” の総料理長のマイ・ティティワット(Mai Thitiwat)さん、左が料理長のスラシ・ゴン(Surasit Gong Buttama)さん。

メニューのトップページには、「未来」お店からのメッセージが記されている。

メニューの最初に「おすすめメニュー」8種類が載っている。初来店の方は、この中からスタッフと相談して決めるのがいいかもしれない。つづく…

バンコクの高級昆虫料理 (3)

すっきり爽快、昆虫トッピングのモヒートと昆虫デザート

昆虫料理を食べるときには、爽やかなミントの香り、ライムの酸味、ラムのコクあるモヒートが似合う。

タケムシがのったモヒート。サラネーとマックルーのスライスがタイを主張する。

カイコ蛹とわさびのカクテル。レモンとパセリが風味と彩を添える。

赤アリの幼虫・蛹のせモヒート。プチプチ感が何とも言えない。

粉砕したカイコ幼虫入りバニラアイスの蛹トッピングとクレープのオレンジソースかけ。アンチャンの花も食べられる。

チョコレート味のイエコオロギと2色アイス

カイコ蛹を配したチーズパイ

帰り際に自家製のコオロギクッキーのお土産を頂いた。

お店のメニュー

メニューを難儀しながら写真を撮っていたら、ゴンシェフがメニューのPDFをすぐにメールで送って下さった。食べに行かれる方は、メニューで下調べして行くといいかも。

店内には大きな世界最大の花を咲かせるラフレシアや食虫植物のオブジェがあり、ドアを開けた瞬間に目を惹く。

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫 Insectsin the Backyard」に3日間通ったが、「昆虫食」の概念が大きく変わった。まだ食べてない昆虫料理もあるので、また機会があったら是非行きたい。そもそも昆虫料理専門のレストランがあること自体がすごいと思う。