古代文明に迫るバーンチェン遺跡博物館

太古にバーンチェン周辺に居住していた古代人たちは、どのような暮らしをしていたのだろう。バーンチェン遺跡から発掘された出土品を見ると、彼らの生活の一端が垣間見えてくる。青銅や鉄、石、動物の骨などで道具を作っていた。

出土品を基にしてバーンチェン遺跡博物館では、古代バーンチェン人の生活の復元を試みている。

「銅鐸」東南アジアにも銅鐸文化があったのには驚き、渦巻き状の模様が施されている

装身具と思われる

これらにも渦巻き模様がある

装身具と思われるが、8個の渦巻き模様の鈴が付いている

斧・鏃および制作時に使った鋳型

斧(包丁)と鋳型

青銅製の斧

鉄製の道具

鏃と装身具(?)

装身具と思われる

鉄製の道具類と装身具

腕輪、鈴付き腕輪

装身具類と狩猟採集に使った道具

精巧にできた金属製の器

石器類

石で作った腕輪の破片

狩猟採集のときに使ったと思われる土玉

動物の骨で作った釣り針、道具類

骨製の道具類

動物の骨で作った道具類

熱で溶かした金属を鋳型に入れているところのジオラマ

鋳造のときに使った道具

熱で溶かした金属を鋳型に入れているところのジオラマ

熱した金属を叩いて伸ばしているところのジオラマ、古代に金鋏は不自然

糸を生成しているところのジオラマ

糸を生成するときに使う道具

土器を作っている様子を示すジオラマ

土器を作るときに使う道具

土器に染め付けしているところのジオラマ

布を作っているところのジオラマ

土器などにパターン模様をつけるときに使うローラー

発掘された人骨

発掘された人骨の下あご

発掘された人骨の上あご

現在のタイ領内に紀元前3000~2000年頃、このような文化をもった人類が存在していたことにたいへん興味をもった。今のタイ人は中国方面から南下してきたと言われているが、このバーンチェン人たちはどこから来たのだろう…

この投稿は、『ウドンタニ郊外にある古代文明「バーンチェン遺跡』の続きです。

ウドンタニ郊外にある古代文明「バーンチェン遺跡」

バーンチェン遺跡は1966年に発見され、赤い独特な幾何学模様が描かれた土器として知られるようになり、1967年から、アメリカとタイによって本格的な調査が行われ、1992年に世界文化遺産に登録された。

土器の他、青銅製物、人骨および動物の骨などが発掘されており、東南アジアにおいて極めて重要な有史以前の人類の営みがここに存在していた証拠になっている。

最近の研究では、この文明はこの辺りに紀元前3000~2000年ごろに存在していたと考えられている。

発掘された土器をはじめとする出土品は、「バーンチェン遺跡博物館」に保存されている。今回は、バーンチェン土器について紹介したい。

バーンチェン遺跡博物館

土器表面の拡大

発掘現場の断面の模式図

博物館内に発掘現場が再現されている

博物館から約1km離れた所にある「ワットポーシーナイ寺院」の境内にある発掘現場

ここは発掘現場の中で最も重要な発掘現場で、1981年から公開されるようになったという

遺体は土器と一緒に埋葬されていた

国立バーンチェン遺跡博物館

プーミポン前国王がこの地に博物館を設置することを指示したことにより、1975年に設立された

入場料は150バーツ、タイ人30バーツ、遺跡発掘跡地入場料も含む。月曜日・火曜日は休館

土器の染付に使われている赤い塗料は、メコン川沿いを中心にタイ東北部に点在する古代人が描いた壁画の塗料にどこか共通しているように思う。このブログの「先史時代の壁画」をご覧あれ。

バーンチェン遺跡博物館は、ウドンタニ市街地から東へ約50キロ離れたところにあり、行き方は戻りの足のことを考慮しウドンタニでソンテウをチャーターし往復交渉した方がよい。

チェンマイの「蝶Bar」と「蝶Café」

タイ北部は蝶をはじめとする昆虫の宝庫である。僕も1980年から機会あるごとにチェンマイで昆虫を追っかけてきた。そして今はチェンマイにコンドミニアムを借りて悠々自適に暮らしているが、そのチェンマイライフがコロナで途切れている。

コンドミニアムから歩いて5分程のところに蝶づくしの「蝶Bar」と「蝶Café」がある。ジムで体を動かし、屋台で晩ご飯を食べ、そして「蝶Bar」で暫し寛ぐ。どっかの国のマナーの悪い客はいない。ホッとするひと時である。

蝶づくしの「蝶Bar」

天井も高く開放感のある雰囲気のいいBarである。カウンター下には蝶々がいっぱい。スコッチのボトルをキープしているので水割りをつくってもらう。グラスも素敵だ。そしてタイ語会話のレッスンが始まる(笑)

いまにも蝶が舞いそうな「蝶Café」

イスにもテーブルにも蝶がとまっている

しかしこの外のテーブルは使わず、エアコンの入ったビル内で北タイ産の美味しいコーヒーを飲む

チェンマイには老後を楽しんでいる日本人も多いが、僕は言葉の障壁を乗り越えてでもタイ人100%の中で暮らしたい。

第二次世界大戦中タイ南部に侵入した日本軍の足跡

(1)ナコーンシータマラートにある慰霊碑

第二次世界大戦中、日本軍は大東亜共栄圏構想によりナコーンシータマラートにも上陸した。部隊の目的はイギリス植民地のマレー進攻であったが、ナコーンシータマラートにおいてもタイ国軍との戦闘が発生した。これにはタイ側の情報伝達の遅れにも起因したという。日本軍としてはタイ南部はマレー進攻のための通過地、 駐屯地としての認識が強かった。

昭和16年12月8日未明、タイ側からすれば突如侵入してきた日本軍と戦闘状態になったが、結局、日タイ間で軍隊通過協定が8日正午ごろ成立し、それで戦闘は終結した。

その後、日本とタイの交渉は急速に進み、12月21日に日タイ同盟条約が正式調印され、それに基づく日タイ共同作戦に関する協定が翌17年1月3日に成立している。
さらにタイは1月25日、米英に対して宣戦布告し、枢軸国側の一員となった。

昭和16年12月8日未明、突如侵入してきた日本軍と果敢に交戦したタイ国軍兵士の銅像

モニュメントの説明

慰霊碑には、タイ人の犠牲者の名前が刻まれており、若い人や軍人がお参りしていた。僕が頭を下げながら日本語で「ごめんなさい」とつぶやいたら、微笑んでくれました

(2)カンタンにある日本軍が掘ったトンネル

インド洋側のタイ国鉄の終着駅カンタンから少し離れた小高い丘に、第二次世界大戦中に日本軍が掘って使用していたトンネルがある。訪問した日はちょうど地元の小学生が見学に来ていて、先生が説明をし、児童たちに「2482~2488年」を何度も複唱させていた。タイ仏歴2482~2488年は、1939~1945年にあたる。

地元の小学生が大戦中に日本軍が掘ったトンネルを見学に来ていた

トンネルの入り口には銃を持った日本兵の像があり、タイ語で「日本軍のトンネル」と記されている

トンネルの内部は特に何があるわけでもない

トンネルを出ると視界が広がり、遠くにトラン川が見える

トンネルの外には日本軍が使用した大砲もある

タイの地方を旅していると、日本とタイの繋がりを考えさせられることがある。今回は、第二次世界大戦中の日本とタイ南部の関係を考えさせられた。

若い頃は昆虫の分布や分類を通してタイを見てきたが、歳を重ねるごとに視野が広がってきた。

タイ南部の影絵芝居ナンタルン博物館

ナコーンシータマラートを中心にしたタイ南部に「ナンタルン」と呼ばれる影絵芝居がある。これはインドネシアから入ってきたといわれ、タイ南部の伝統芸能となり古くから庶民の間で親しまれてきた。現在でもお寺のお祭りやお祝い事などがあると見ることができるが、その文化もしだいに薄れてきているという。

この影絵芝居ナンタルンで使われる人形は、なめした牛や水牛の皮などに細かい透かし彫りを施し、色を入れ、光を投影した時にその美しさがスクリーンに映し出される。

「スチャート・サプシン影絵博物館」の設立者スチャート・サプシン氏は、ナンタルン芸能でタイ王国国家芸術家として2006年に認定され、ナンタルン芸能の保存と継承に努めてきた。ナコーンシータマラートの郊外にある彼の住宅は、文化遺産を保存する施設になっている。

「スチャート・サプシン影絵博物館」 の入口

「影絵芝居」スクリーンの裏から影絵人形に光を投影し物語が展開される

50~100年前の影絵人形

左:第二次世界大戦中の影絵人形、右:1795年の影絵人形

影絵芝居上映中に演奏される楽器

博物館は2階建てで、2階が主な展示室になっている

インドやインドネシア、中国、トルコなど国々の影絵人形も展示されている

第二次世界大戦中および1947年の影絵人形

影絵人形すべてに名前がある

工房では職人さんが微細なノミとトンカチで細かい穴を空け影絵ゾウを制作していた

よく見るとデザインの下書きが施され、周囲は油を付けた小刀でカットするという

色もスクリーンに綺麗に出るように細い竹で作った筆を使い、特製の絵の具で染め付けるところも見せてくれた。彼女が精魂込めて作った影絵人形

博物館にはショップもあり、影絵人形のTシャツを3枚買った(笑)

影絵博物館訪問より前に、タイ南部をローカル列車で旅していたとき、列車内におじさんが影絵芝居に出てくる登場人物のキーホルダーを売りに回ってきた。ふつうはおばちゃんがご飯や飲み物、果物を売りに回って来るが、そのおじさんは影絵キーホルダーだけを携えていた。1つ10バーツ(33円)全種類買った(笑) 2015年夏

「スチャート・サプシン影絵博物館」 へは、ナコーンシータマラート駅近くからソンテウで送ってもらった。

博物館で説明を聞いていると、インドネシアで見たワヤンを思い出すと同時に、子供の頃いつも楽しみにしていた自転車で来る紙芝居をふと思い出した。 2019/10/19

チェンマイ大学の学食のぶっかけランチ

チェンマイ大学の広大なキャンパスには、各学部ごとに安くて美味しい学食がある。ひと皿25~35バーツ、約100円で昼ご飯が食べられる。

農学部の学食

12時を過ぎると学生たちが押し寄せてくるので、その前にランチ

メインは毎日替わるぶっかけ飯

サイドメニューもいろいろある

麺類もいろいろあり、日によっては鶏肉カオソーイ(25B)もある

3品にカイダーオをのせてもらって35B(110円) 鶏肉とジャガイモはマッサマン

それぞれに料理名があるが指差しで十分通じる30B(100円)

トーマンプラー2個つけて35B(110円) パクチースープはセルフサービスで無料

2品にカイダーオをのせて30B(100円)

経済学部の学食

食べたいランチのブースに並ぶ

昼時は学生でいっぱいになる

これで35B(110円)、国立大学は国から補助が出ているので安い

人文学部の学食

文系学部は学生数が多いので厨房の人はたいへん

南タイのイカ・カレーって感じ、カイダーオのせても25B(80円)

教職員食堂のぶっかけランチ

インゲンやキクラゲやナスの料理をのせてもらって35B(110円)、生キュウリ、生シカクマメはセルフサービスで無料。生でシカクマメを食べると、口の中がスッキリする

いつもぶっかけ3品+カイダーオだけど、この時の1品は別小鉢 35B(110円) マナオや生野菜はセルフで好きなだけ

付け合わせの野菜はフリー、高菜があるのが嬉しい 30B(100円)

教職員食堂にはタイの伝統的なお菓子のデザートがあり、女性教員が美味しそうに食べていたので僕も(^ム^) 8個選び40Bだったので1個5Bかな(17円)。一方学食の方にはアイスをはじめ多種多様なデザートが販売されている

毎回飲み物は7Bのペットボトルの冷えた水を飲んでいるので、ぶっかけランチ代が35B+水代が7Bで42B(140円)

キャンパス内には学食の他にエアコンの入った小奇麗なカフェも点在するが、街中の料金とほぼ同じである。また、アイスコーヒーやタイ茶などが安く気軽に飲めるオープンカフェもある。

来週は新型コロナワクチン接種の1回目を受ける。2回目は来月で、晩秋にはチェンマイに戻りたい!

はまる食品の「辛口コオロギ」を試食

長崎県佐世保市のはまる食品から「辛口コオロギ」(タイ産フタホシコオロギの素揚げレッドペッパーコオロギ)を配送してもらった。

ピリ辛で最高に美味かった(^o^)丿 これまで食べた通販の昆虫食の中で一番美味しいかも

印刷ではなく手書きの言葉が添えられていた。

タイ料理が好きな方はぜひ試食を。 1袋5g、700円

ピリ辛でとても美味しい「辛口コオロギ」

「辛口コオロギ」のパッケージ

手書きの言葉が添えられていた

僕は「はまる食品」の回し者ではありません(笑)

サゴゾウムシ幼虫「サゴワーム」はとても美味しい

長崎県佐世保市の「はまる食品」さんにご多忙のところご無理を言って調理してもらった「レッドペッパー・サゴワーム」 ただでさえ美味いサゴワーム、僕の好きな辛いレッドペッパーをからませたサゴワームはもう最高。芯まで完璧に乾燥させないことでサゴワームのうま味が出てた(^o^)丿

特注なのでパッケージに「レッドペッパー・サゴワーム」のラベルがない(^ム^)  ご丁寧にレシピまでご教示下さった。「生のサゴワーム解凍 → 茹でる → 蒸す → 辛み成分と塩分を沁み込ませる → 乾燥」 はまる食品さん、本当にありがとうございました。感謝、感謝です。

レッドペッパー味のサゴワーム

特注なのでパッケージに「レッドペッパー・サゴワーム」のラベルがない

ヤシ類の侵入害虫ヤシオオオサゾウムシ ( サゴゾウムシ )の成虫、Wikipediaより

オサゾウムシ科のヤシオオオサゾウムシRhynchophorus ferrugineus (Olivier,1791)は、昆虫食界ではサゴゾウムシ、幼虫を「サゴワーム」と呼んでいる。本種は、東南アジアおよびオセアニアの熱帯地域に広く分布し、サゴヤシやココヤシ、アブラヤシなどのヤシ類を食害している。街路樹や植栽用としてのヤシ類の需要の高まりにより、ヤシ類と共にサゴゾウムシも世界各地の亜熱帯・温帯地域に分布を広げ、日本では1975年ごろに沖縄に侵入し、今では西日本各地に部分的に広がっている。

卵からふ化した幼虫は他のゾウムシ類と同様に脚がなく、太いイモムシ状をしている。幼虫はヤシ類の成長点付近を食べて成長するが、1本のヤシに多数の幼虫が食い込むと成長点がひどく食害されてヤシの成長が止まり、葉柄が次々と折れ、やがてヤシそのものが枯死する。

自分で作る「ソムタム」はまた格別

まだ帰れないチェンマイに思いを馳せる

何ひとつ料理を作れない大昔の九州男児が、自分で食べる「ソムタム」を作る(笑)

「ピーラーはダメ、やっぱり包丁を使わないとね」 「新鮮な青パパイヤの千切りの1本1本がピーンとシャキッとしてないと美味しくない」 「ポイントは、あまり叩き潰さないこと」と言うまでに成長しました(笑)

自分好みのソムタムを作る

なんか要領が分かってきた~

チェンマイの馴染みのぶっかけ飯屋、忙しいお昼の時間帯を外して行くと、いろいろ教えてくれたり、体験させてくれたりしますヽ(^o^)丿

普通にぶっかけ飯を食べるだけでも、香草を使った郷土のスープや、自分ちで収穫した果物や、オーガニック葉の生ジュースや、パクチー盛など何かしらサービスしてくれます。感謝をどうやって表現したらよいか分かりません。小銭のチップは置いていきますが… たぶん僕がタイ人が好きってことは伝わっていると思います(笑)

タイ東北部イサーン料理の食材「牛の脳」

新鮮な「牛の脳」この一皿で100バーツ(340円)、焼いて食べると美味しいらしい。一方では、牛は農耕で散々酷使しているので食べられないという地元民もいる。ベトナムで猿の脳を食べる文化があることは現地で聞いたことがある。

「牛の第2胃」蜂の巣状に筋がある。約1.5kg イサーンスープに入れたり、焼いたり、炒めたりして食べるという。日本でも焼肉でお馴染みのハチノス。

イサーン料理の食材「牛の脳」

イサーン料理の食材「 牛の第2胃」ハチノス

昆虫は可食部の割合が多いというが、国や地域によっては哺乳類も負けてはいない。

タイ東北部イサーン料理の食材 「カエル」

世界一大きなガマガエル

タイ東北部のヤソートーンに世界一大きなガマガエルのオブジェがある。内部はちょっとした博物館になっていて、日本のガマガエルも展示されている。ガマガエルの口の部分は展望台になっていて見晴らしもよい。

ガマガエルの内部はミニ博物館

ガマガエル専門の博物館、見学順路は床にカエルの足跡で表示

日本のガマガエルも展示されている

ガマガエルの口の部分は展望台

イサーン料理の食材「カエル」

市場では捕獲したカエルをそのままバケツや網に入れて販売したり、表皮を剥いで販売したり、またオタマジャクシの段階で販売したりしています。 少しグロいけど、唐揚げにすると美味しい。カエルで有名なヤソートーン滞在中は、毎日異なるカエル料理を食べていました。

下処理された状態で販売

表皮を剥いだ状態で販売

生きたままの状態で販売

オタマジャクシの状態で販売

市場周辺や夜市などでは竹に挟んで焼いたガマガエルの姿焼きが普通に売られている。鶏肉に似た食感である。将来、日本が食糧難になったら、カエル料理や昆虫料理が一般化するんだろうな・・

タイ東北部イサーン料理の食材「ネズミ」

タイ東北部の人々は、動物質の食材として基本的に豚や鶏、川魚を食べるが、野生の小型哺乳類も食べる。貧しいからではなく、美味しいからだという。

タイ北部チェンマイの馴染みの食堂で、豚バラチャーハン「カオパット・ムー」を注文すると店主は冗談で「カオパット・ヌー」?といつもふざけ合ってコミュニケーションをとっている。 「ヌー」とはネズミのことで「ネズミのチャーハン」(笑) 豚「ムー」とネズミ「ヌー」、タイ語の発音は難しい。タイ北部ではネズミは食べないようである。

食材としての「ネズミ」

タイ東北部メコン川沿いの街ムクダハンの市場で、ネズミを売っていた。体はぷよぷよして、やわらかかった。1匹100バーツ(340円) このネズミは穀類を食べるネズミで、刻んでガパオ炒めにするという。タイの大都市部の飲み屋街にはデカいドブネズミがいるが、それとは全くの別もの

目の前で若い奥様が1匹買って行きました

「ネズミ」と「リス」

タイ東北部サコンナコンの市場で、また別の種類の田ネズミとリスを売っていた。 「ネズミ」はバナナの葉に包み焼き、「リス」は骨ごとミンチにして辛く炒めて食べるという

タイではムササビも食べるというが、まだ市場で見たことがない。

タイ料理の起源を考えるとき、今でこそタイ料理は何百種類とあるだろうが、アユタヤ時代やスコータイ時代には、何をどのようにして食べて生活していたのだろうか…

ANTCICADAで「シロヘリミドリツノカナブン漬け込み酒」を試飲

昆虫食レストランANTCICADAへ「シロヘリミドリツノカナブン漬け込み酒」を飲みに行った。この甲虫はアフリカ原産のカナブンで、オスがメスを誘うフェロモンが桃のようなフルーティーな香り。ついつい3杯飲んじゃった。

つまみは「佃煮コンプリート5種盛りセット」で、締めはもちろん「コオロギラーメン」

シロヘリミドリツノカナブン漬け込み酒

香りを楽しむため細めのタンブラー 

「佃煮コンプリート5種盛りセット」 ①徳島産フタホシコオロギ(生姜)、②山形産イナゴ(紫蘇+青唐辛子)、③長野産カイコ(ピスタチオ+カルダモン)、④埼玉産コガタスズメバチ(韓国唐辛子+ニラ)、⑤長野産ザザムシ(山椒)

「コオロギラーメン」 フタホシコオロギとイエコオロギの2種類の国産コオロギで出汁を取り(コオロギ90%)、麺やタレ、油もコオロギで独自開発されたもので、様々な形で「コオロギの魅力」が表現されている。

昆虫食レストランANTCICADAは、僕の「昆虫食大学」である。教授は若い篠原さんで、そばで支える准教授も3人いる。テキストは「お品書き」、提示される資料はリアルで興味津々。昼から昆虫酒を飲みながら授業を受けられるのが最高。 2021/3/28

シロヘリミドリツノカナブン漬け込み酒 one shot 600円、佃煮コンプリート5種盛りセット 900円、コオロギラーメン 1,000円

ANTCICADAで「地球を味わうコース料理」を堪能

東京日本橋にある昆虫食レストランANTCICADAで昆虫を素材にした「コース料理」を堪能した。前菜からスープ、メイン、締めのコオロギラーメンやデザートまで、旬の食材を使った料理のフルコース。料理一品ごとに厳選された酒が用意されていた。

”地球を料理する、ANTCICADAの挑戦” にワクワクした。

うす暗いカウンター席に案内されるとすぐにフタホシコオロギとイエコオロギを使った「コオロギスナック」と、フタホシコオロギを原料に使用した「コオロギビール」が出てきた。

玄関左壁のオオクワガタの足をデザインした表札が目を引く

案内されたカウンター席にはオオクワガタの足のプレートがあり、予約席の印か

席に着くとフタホシコオロギとイエコオロギを使った「コオロギスナック」に、フタホシコオロギを原料に使用した「コオロギビール」が出てきた

初めて飲んだ「コオロギビール」

コオロギビールの原料

「コオロギのつゆ」に入った飛竜頭には春菊が合うという

この料理に合う酒は「百吉納」63度

新鮮なウニに自家製の「コオロギ醤油」をたらして頂く

酒は「加世田」30年マンサニージャ

ANTCICADA自家製「コオロギ醤油」

赤ワインビネガーと黒糖で煮詰めて酸味とコクをまとわせた「蜂の子」をスプーンですくい「カボチャのスープ」につけて頂く。オオスズメバチとキイロスズメバチの前蛹

旬の植物を添えた濃厚な「カボチャのスープ」

酒は新潟の「YASO GIN」41%

店主の篠原さんがオオスズメバチの巣と動画を使って説明してくれた

「オオスズメバチ酒」

「セミの気持ち」穴4つのうち2つに「マスカットジュース+山椒」と「牛乳+みりん」が入っている。穴にストローを突っ込み樹液を吸う。樹液が入ってなかったら次の穴。セミの気持ちになれた(笑)

「セミの気持ち」のからくり

「ドジョウの揚げ春巻き」6匹使用、ユリ科の野草ノビル添え、辛子白みそマヨ

酒は「昭和下町酎ハイ」令和仕立て

島根県安来産のドジョウが料理に使われている

ボタンボウフウの蕾を散らした猪の「イナゴ醤」かけ、焼きカブ添え

酒は「舞美人」チェリーラム

酒は「にいだしぜんしゅ にごり」 コオロギをトッピングしているのは店主の篠原さん

締めの「コオロギラーメン」フタホシコオロギとイエコオロギのトッピングが嬉しい(^ム^) スープの出汁はコオロギ2種100%、80匹使用

ラーメンスープの「出汁がら」を見せてくれた

「タイワンタガメ」とフキノトウ、どぶろくのデザート

微炭酸ハーブティー

「カイコの糞」と金柑のタルト

「カイコの糞」は料理やデザート、お茶に使われるが、産地により匂いや色が異なる

「地球を味わうコース料理」のお品書きには、店主篠原さんの哲学「食は作業ではない、冒険だ。」が記されている。頂いたコオロギラーメンのステッカー

コオロギの鳴き声を聞きながら昆虫食の楽しさを教えてくださった篠原さんをはじめスタッフの皆さんに心より感謝します。

お店を後にする頃にはかなり酔っぱらってしまった(笑) 2021/3/19

「地球を味わうコース料理」(6,400円)、厳選されたアルコールのペアリング(3,600円)

カイコ味噌ラーメンをチェンマイ風にアレンジ

昆虫食のANTCICADAが開発した「カイコ味噌ラーメン」は、赤味噌と白味噌をブレンドした深みのある味噌ベースに、カイコ蛹をふんだんに使った濃厚なオイルペーストを加えることで、カイコにしかない特徴がスパイスとなり、濃厚でこってりとしたラーメンである。

このラーメンを自宅で楽しめるようにしたのが冷凍「おうちでカイコ味噌ラーメン」

冷凍配送されてきたこのカイコ味噌ラーメンをチェンマイ風にアレンジした。添付されたトッピングのレシピを見ると「もやしとニラを強火で炒める」とあったが、これを「発酵生ソーセージ、豚の皮の素揚げ、パクチー」に変えた。

カイコ蛹の濃厚味噌スープが抜群に美味しい! カイコ蛹自体もとてもジューシーで最高にうまい。

チェンマイ風カイコ味噌ラーメン

カイコ味噌ラーメンのスープを「うどん」に合わせてみた

ANTCICADAから配送してもらった「おうちでカイコ味噌ラーメン」の冷凍スープだけが残ったので、試しに「丸亀製麺のうどん」を合わせてみた。トッピングはえび天とかぼちゃ天。濃厚なカイコ味噌スープがしっかりしているので、これはこれでとても美味しかった。

カイコ味噌うどん

僕はコテコテの九州ラーメンが大好きだけど、このカイコ蛹の濃厚味噌スープは、濃厚な豚骨ラーメンのスープに勝るとも劣らない味わいである。

コオロギビールを昆虫食のANTCICADAから宅配

昆虫食のANTCICADAがコオロギを原料に使用したクラフトビール「コオロギビール」のオンラインショップを2021年4月28日から開始したのですぐに注文し、数日後に化粧箱に入れられ冷蔵配送されてきた。

国産のフタホシコオロギを使って製造された黒ビール。丁寧に焙煎されたフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギ特有の香りとうま味を引き出している。アルコール度数5.5%

コオロギビールを自宅で飲む

「コオロギビール」4本セット(330ml×4本) 4,600円送料込み

日本の昆虫食文化は日進月歩を感じる。昆虫食の本場タイの友人にコオロギビールのことを伝えたら、たいへん驚いていた。

チェンマイ大学で「コオロギポッキー」作り講習会

タイ全国から食用コオロギ関係者を募り、チェンマイ大学昆虫学研究室主催のコオロギセミナーを実施した。

午前中はコオロギの養殖関係のセミナーを実施し、午後は「コオロギポッキー」作り講習会をおこなった。

カメラやスマホで「コオロギポッキー」の作り方を記録する人も

コオロギを混ぜ込んだ生地を作る

溶かしたチョコレートをポッキーにつけ、好みのトッピングを散らす

太めのポッキーはコオロギ風味が強くとても美味しい

最後に全員で記念撮影

養殖コオロギの利用についても一緒に考えた。

生キャベツにタイ味噌ナムプリックパオ

タイ人に教わった。日本でタイ風に生キャベツを食べたいときには「ナムプリックパオ」をつけて食べる。

この「ナムプリックパオ」は、干しエビ、タマネギ、ニンニク、唐辛子などを油で炒め、それに砂糖と塩を混ぜて作るそうである。

最近は通信販売でも入手できるようになった。

日々の食生活の中にタイの香りを取り入れる。はやくチェンマイに戻りたい!

タイ東北部で見たタガメの調理法

タイ東北部を旅していると虫屋台をよく見かけるが、そこで売られている昆虫類は素揚げが基本である。

タガメに着目してみると、翅を切り落とし、パンダンリーフと共に揚げられていた。パンダンリーフはタイ語でバイトゥーイというが、これはどこででも簡単に手に入る細長い葉物食材である。2枚目の写真のパンダンリーフは、チェンマイの馴染みの店の女性店主に「これをバッグの中に入れておけばいい香りがするよ」といって貰ったのである。

パンダンリーフは搾って水で割り飲み物にしたり、魚料理に使ったり、お菓子作りに使うこともよくある。香りづけや臭い消し的な働きをする。

最近は日本の大型園芸ショップででも見かけるようになり、楽天市場では刻みパンダンリーフも販売されている。それで本場タイの「パンダンリーフで香りづけした揚げタガメ」を再現することが可能である。

タイ東北部の虫屋台で見た「パンダンリーフで香りづけした揚げタガメ」

日本ででも簡単に手に入るパンダンリーフ(タイ語:バイトゥーイ)

虫屋台で売られている昆虫類をよく見ると、パンダンリーフだけではなくコブミカンの葉やレモングラスの茎の輪切りや唐辛子などが、現地の人の好みとその昆虫が合うように使われているようである。

コオロギコーヒーを飲んだ

きょう通販で買った「コオロギコーヒー」を飲んだ。

コーヒーが好きで、銘柄は特にブラジルサントスが好き。そのコーヒー豆を使いフタホシコオロギの粉末が20%配合されているというのでかなり期待した。

飲んだ感想は、コーヒーは新鮮でとても美味しかったが、あのフタホシコオロギの風味はどこにって感じだった。とても上品な味

僕の口には50%配合にしてもらうか、いやもしかしたらいよいよ感染したか(笑)

昆虫食への導入のための初心者向けの商品と勝手に位置づけしてしまった。