バンコクの高級昆虫料理 (1)

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard

タイの昆虫食は進化している。バンコクの昆虫レストラン “Insects in the Backyard” では、裏庭に普通にいる昆虫を高級食材とコラボさせ驚くような風味の昆虫料理に仕上げていた。食材となる新鮮な昆虫は、毎日バイクでパトゥムタニーの市場へ仕入れに行くという。料理に使う油は頻繁に取り換えるというこだわりよう。

【 タガメの雌の腹部料理 】タガメの雌の腹肉とチーズを挟み込んだラビオリ3つに、天日干しのトマトとサクサクワンタンとクリームチーズソースを配したイタリア風昆虫料理。もちろん頭、胸、羽、足もすべて頂いた。

【 生ガキの赤アリ幼虫・蛹のせ 】お皿には粗塩が敷かれている。

【 焼いた鶏胸肉とオオコオロギの幼虫とサツマイモソテーとトマトママレードの白ワイングレープソース添え 】オオコオロギの足は取られているので食べやすい。

【 焼きスズキにのった赤アリの女王アリ、トウモロコシのサルサと赤アリ幼虫の白バターソース添え 】フランス料理風

【 タケムシの燻製と炙りホタテ 】昆虫料理初心者でも美味しく食べられる。

【 チーズとサワークリームがかかったオーガニック昆虫いろいろとメキシコ風ナチョスのサラダ 】小さなミイデラゴミムシも入っていた。

昆虫レストラン Insects in the Backyard の入口上にはデカいバッタの足のオブジェが配されている。

この昆虫レストランは、バンコクで最も奇抜で独創的なチャンチュイ・クリエイティブスペース内にあり、近くには実物の旅客機のオブジェがある。

行き方はバスで行くなどいくつかあるが、僕はフアランポーン駅からメータータクシーで行った。約100バーツ。タクシーの運転手に「チャンチュイに行きたい」と言って、このゲートの写真を見せたら、タイ語で書いてあるのですぐに分かってくれた。帰りは逆でゲートの前の大通りでタクシーをつかまえる。

この昆虫レストランで昆虫料理を食べるときのポイントは、事前に席を予約し、時間帯は混む前の15~16時頃が良いと思う。お客が少ないとコックさんやスタッフが昆虫料理についていろいろ丁寧に説明してくれる。

この投稿は、新型コロナウイルス発生前の去年の8月下旬に訪れた時のことに基づいている。つづく…

バンコクの高級昆虫料理 (2)

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard

昆虫の食べ方には、素揚げにして昆虫そのものの味を楽しむ食べ方と、料理に添えて他の食材と共に昆虫を食べる食べ方がある。また、昆虫を粉末にしてパスタなどの食材に混ぜ込んで食べる食べ方もある。

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard は、季節によって食材となる昆虫の仕入状況により、メニューと若干昆虫の種類が異なることもある。一方では顔なじみになると、「きょうはヤシオオオサゾウムシの幼虫が手に入った」などと言ってサービスでそれを使った昆虫料理を出してくれることもある。

【 バッタのリゾット、焼きエビ、天日干しトマト、サクサクバッタ、香草のせ】

【 自家製イエコオロギ粉末入りパスタとケラ、ナポレオンサラミ添え】

【 赤アリの幼虫と焼きエビのマリナラソーススパゲティ】

【 イタリアンブレッドにのったタケムシ、カイコのさなぎ、イエコオロギ、ケラの香草トマトサルサ 】一皿4種類の昆虫が出てくる。

【 煎ったヤシオオオサゾウムシ幼虫のシーザーサラダ】「きょうはヤシオオオサゾウムシ幼虫が手に入りました」と言って、サービスしてもらった。

【 揚げたてのオオコオロギ】これだけでもメインディッシュになりそう。これもメニューにはなく、サービスしてもらった。

【 バッタのチーズサラダ 】バッタとチーズ、意外に合うかも。

魅力的な昆虫料理を作ってくれたコックさん。右がチェンマイ出身の料理長スラシ・ゴン(Surasit Gong Buttama)さん、とてもフレンドリーにいろいろ昆虫料理について教えてくださった。左はコーク(Kook)シェフ。

右がこの昆虫レストラン ”Insects in the Backyard” の総料理長のマイ・ティティワット(Mai Thitiwat)さん、左が料理長のスラシ・ゴン(Surasit Gong Buttama)さん。

メニューのトップページには、「未来」お店からのメッセージが記されている。

メニューの最初に「おすすめメニュー」8種類が載っている。初来店の方は、この中からスタッフと相談して決めるのがいいかもしれない。つづく…

バンコクの高級昆虫料理 (3)

すっきり爽快、昆虫トッピングのモヒートと昆虫デザート

昆虫料理を食べるときには、爽やかなミントの香り、ライムの酸味、ラムのコクあるモヒートが似合う。

タケムシがのったモヒート。サラネーとマックルーのスライスがタイを主張する。

カイコ蛹とわさびのカクテル。レモンとパセリが風味と彩を添える。

赤アリの幼虫・蛹のせモヒート。プチプチ感が何とも言えない。

粉砕したカイコ幼虫入りバニラアイスの蛹トッピングとクレープのオレンジソースかけ。アンチャンの花も食べられる。

チョコレート味のイエコオロギと2色アイス

カイコ蛹を配したチーズパイ

帰り際に自家製のコオロギクッキーのお土産を頂いた。

お店のメニュー

メニューを難儀しながら写真を撮っていたら、ゴンシェフがメニューのPDFをすぐにメールで送って下さった。食べに行かれる方は、メニューで下調べして行くといいかも。

店内には大きな世界最大の花を咲かせるラフレシアや食虫植物のオブジェがあり、ドアを開けた瞬間に目を惹く。

昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫 Insectsin the Backyard」に3日間通ったが、「昆虫食」の概念が大きく変わった。まだ食べてない昆虫料理もあるので、また機会があったら是非行きたい。そもそも昆虫料理専門のレストランがあること自体がすごいと思う。