チェンダオの地獄寺ワット・メーイート

仏教の教えの中に「悪いことをすると地獄に堕ちる」という教えがある。タイの地獄寺ではそれを具現的にリアルに表現し、子供の教育だけでなく大人の戒めにもなっているようである。

タイ北部チェンマイ県チェンダオ郡にある地獄寺ワット・メーイートは、チェンマイからローカルバスで1時間半北へ行ったチェンダオの中心から、チェンダオ洞窟へ向かう途中の右側にある。

この地獄寺の特徴は、巨大なお化けピーが4体あり、そのピーの足元で繰り広げられている地獄絵図にある。

ノッポなお化けピーが4体いるが、4体も並んでいる地獄寺は他にはないと思う。最初見たときテナガエビを連想してしまった(笑) そのピーの足元で繰り広げられている地獄絵図がおぞましい

樹木を切り倒すノコギリで身体を真っ二つに切断している地獄絵図

腹を切り開いて内臓を鳥に食べさせるという地獄絵図

浮気したら裸でトゲトゲの木に登らされるという地獄絵図

お寺の本堂に鎮座する仏像

釈迦牟尼坐像の横に月を食べている像、月の満ち欠けを支配しているという

チェンダオ洞窟へ行く機会があれば、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

Chiang Dao, Chiang Mai, N Thailand

紅いスイレンの花が咲く湖タイ東北部ウドンタニ

タイ東北部ウドンタニ市内から車で1時間ほど南東へ行ったところに、「タレーブアデーン」ทะเลบัวแดง(タイ語で赤い蓮の海)が広がっている。毎年12月から2月上旬にかけての早朝、湖面が紅いスイレンの花で埋め尽くされ、まるで夢の中にいるような幻想的な景色を見ることができる。

ハスとスイレンはよく似ているが、ハスの葉は切れ込みはないが、スイレンの葉には深い切れ込みがあるので簡単に区別できる。

紅いスイレンの花が咲き誇った湖で小舟に揺られるという、夢の中にいるような体験だった。複数名乗れるひとまわり大きな舟もあるが、小舟の方が湖面に近くて料金的にも安い。2時間300バーツ約1000円だった。

早起きして「紅いスイレンの花咲く湖」へ小舟をくり出した

紅いスイレンの花で埋め尽くされ、とても幻想的

船頭さんがスイレンの芽生えている処まで寄ってくれた

スイレンとハスの違い:葉に切れ込みがあるのがスイレンで、ハスの葉には切れ込みがない

スイレンの葉には「切れ込み」がある

行ったのは2016年の12月末だったけど、最近はドローンを飛ばして記念写真を撮ってくれるサービスがあるようです。

Red lotus Lake in Udon Thani, NE Thailand

タイで見る創作ロボット

小さい頃テレビで、鉄人28号やエイトマンやスーパージェッターなどロボット漫画をよく見ていたが、タイ人も創作ロボットが好きみたい。

チェンマイの雑貨屋の入り口に、集客のためか廃材を利用して作ったロボットがいる。それにしても凝ってるな…

製作に力入ってるな~ 左は女性なのかな(笑)

これは仮面ライダーを模したものかな… ウボンラチャタニにて

これは廃品となった扇風機で作ったのか… チェンマイの廃材置き場にて

これは芸術作品か? チェンマイ大学キャンパスにて

ロボットへの憧憬は、万国共通なんだろうな~ 昨今のロボットと言えば、人と会話ができる癒やし系ロボットや、部屋を自動で掃除するロボット、レストランで料理を運ぶロボット、工場で同じことを正確に早くこなすロボットなど進化がめざましいですね。

タイ国鉄ランパーン駅

駅舎は2階建てで、タイ北部の建築様式とヨーロッパの建築様式を組み合わせて建てられ、開業以来ゆうに100年が経っているという。バンコクのフアランポーン駅から寝台列車で10時間以上かかる。チェンマイ駅からだと2時間半ほどである。

駅前には退役した日本製の蒸気機関車C56が鎮座している。SLマニアにはたまらない。

蒸気機関車728号機、1936年日本車輌製造、製造番号414、C56 の勇姿が、駅前を飾る

幼少の頃の夢だった蒸気機関車の運転士、運転席に上ってみた。石炭のくべ方がよく分かった

運転席から顔を出したら最高の景色だった

チェンマイ発ナコンサワン行きの普通列車がホームにすべり込んできた。列車同士の衝突を避けるため単線では欠かすことのできないタブレット。今まで持っていたタブレットをホームに落とし、新たなタブレットを受け取る運転士

ランパーン名物の馬車のオブジェが、誇らしげに駅のホームにあった

バンコクとランパーンを往復する列車

食堂車のスタッフが洗い物をしていた。機関車を付け替え、今度はバンコクへ

機関車の付け替え作業中

ホームはとても長い。国旗が添えられた「นครลำปาง NAKHONLAMPANG」駅表札

ホーム先端近くにある車両基地に停車していた、GE型ディーゼル機関車。1966年にアメリカで製造された機関車で、フロントガラスが3分割になっている

駅舎内の切符売り場。深夜発着の列車があるので24時間営業。タンブンして、自分の将来・来世のために徳を積みましょう(笑)

線路がまだチェンマイまで延びてないうちは、ランパーン駅が終着駅だった。

Nakhon Lampang Railway Station

タイ東北部から恐竜の化石

タイ東北部は太古、海の底であった。そのことはいろんな地質学的事実により明らかである。

実は、タイ東北部のコンケン県およびカラシン県を中心とした地域では、保存状態も良い様々な種類の恐竜の化石が多数発掘されており、現在も発掘作業が続けられている。

発掘された恐竜の化石類は、コンケン県の「プーウィアン恐竜博物館」やカラシン県の「シリントーン博物館」で研究・展示されている。

タイ東北部をドライブしていると道路沿いで大きな恐竜のオブジェに出会う。

タイ東北部ナコンパノムの郊外で出会った恐竜

タイ東北部ナコンパノムの郊外で出会った恐竜

タイ東北部ナコンパノムの郊外で出会った恐竜

タイ東北部ナコンパノムの郊外で出会った恐竜、子供のようにウキウキする

こういう看板を見るとどうしても中に入りたくなる。ナコンパノム

恐竜の足跡をリアルに見ることのできる青空博物館。ナコンパノム

恐竜の子供の足跡

恐竜の子供たち

恐竜の足跡が残るためには堆積した土の質が鍵になるらしい

恐竜の足跡の発掘現場

タイ東北部カラシンにある「カラシン恐竜公園」

タイ東北部カラシンにある「カラシン恐竜公園」

タイ東北部にある「カラシン恐竜公園」タイにこんな時代もあったのだ。われわれ人類の先輩たち

「カラシン恐竜公園」の近くにあるお寺に恐竜の化石が無造作に置いてあった。お賽銭がのっている

タイ東北部コンケンにあるワット・ノンウェーン寺院の境内に、蓮の花をくわえた恐竜がいた

チェンマイ大学キャンパスにも恐竜がいる

卒業式シーズンになると角帽をかぶる(笑)

タイ東北部を廻る旅はとても楽しい。今回のように道路沿いに恐竜はいるし、タイの中でも特に辛いイサーン料理を食べたり、ラオス風のお寺の数々、ユニークなお祭り、風変わりな食材を売る市場の散策などなど…

そんなにイサーンが好きならば移り住めばいい、とコンケン大学の昆虫学の先生に言われたことがある (^_^;)

NE Thailand

シジミチョウの交尾

タイ東北部カラシンの小高い山の中で、シジミチョウが交尾しているのを目撃した(2019/1/7) 前翅に半透明部分があるのがどこか神秘的だ。左がメスで右がオス

山の上にあるお寺に参拝のため登っていたところ、山道から少し外れた樹木の葉上で発見し、撮影した

Kalasin, NE Thailand

青いアンチャン花の麺屋「アンチャンヌードル」チェンマイ

アンチャンอัญชันというのは、蝶豆とかバタフライピーという名で知られているハーブの一種で、東南アジアに広く分布し、タイでは路地や家の植え込みなどで青いアンチャンの花が咲いているのをよく見かける。

アンチャンの花は、眼精疲労や高脂血症、老化防止などによいとされている。

チェンマイにこのアンチャンに特化した「アンチャンヌードル」とい麺屋がある。この店はチェンマイのコンドミニアムから近い。

「クイッティアオ・アンチャン・豚しゃぶ・スープ付き」40バーツ(140円) 当店の看板メニュー

「クイッティアオ・アンチャン・ココナッツミルク」50バーツ(170円) 小分けにしたクイッティアオ・アンチャン・豚しゃぶのココナッツミルク味、という感じ。通常は5つの小さな器に分けられてくるが、大盛りを注文すると7つになる

アンチャン麺だけでなくアンチャンご飯もある。「カオ・アンチャン・ムーグローブ」(特製とんかつ・アンチャンライス)50バーツ(170円) 青いアンチャンご飯と黄色のターメリックご飯の2層になっている

甘い「アンチャン・バイトゥーイ・ジュース」20バーツ(70円)

マメ科植物のアンチャンは、花びらが蝶に似ていることから「蝶豆」や「バタフライピー」と呼ばれている

「アンチャンヌードル」Anchan Noodle お昼時になると地元の若者でいっぱいになる

料金的に高くはないが、どの料理も量が少ないので二品は注文したいものである。

Chiang Mai, N Thailand

ほのかに甘い竹餅「カオラーム」

カオラーム(ข้าวหลาม)は、竹筒にもち米とココナッツミルクを入れて蒸し焼きにしたタイ伝統的なお菓子で、竹の香りがする。

カオラームの作り方は、まず、もち米を研ぎ、水切りしてから、小豆や黒豆などの具材を混ぜ合わせる。次に、ココナッツミルクに砂糖や塩などを加えて炊き汁を準備する。そして、竹筒(一方を節目で切った青竹)に具材を混ぜ合わせたもち米を入れ、ココナッツミルクの炊き汁を加えて、バナナの葉やパンダンリーフで蓋をし、焚き火で2時間ほど蒸し焼きにする。

焼き上がった竹筒を割って剥いて食べるが、そのとき竹の薄皮がもち米(カオニヤオ)に付着していてもそのまま気にせずに食べる。

タイ国鉄の駅や長距離バスの発着所でよく見かける。小腹が減ったときなどに軽食として食べられているようである。

タイ南部ナコーンシータマラート駅で出会ったカオラーム売りの女性。かなりの量のカオラームを天秤棒で担ぎ、売り歩いていた

ナコーンシータマラートの市場でカオラームを売っていた女性が、「買わなくてもいいから」と言いながら僕の手のひらにカオラームを少しのせてくれた

タイ東北部のバーンプラサート村でホームステイしているときに、朝ご飯としてカオラームを売り廻っている女性から買った。竹の太さによって5~25バーツ、3本まとめ買いすると安くなる。竹筒の栓というか蓋はパンダンリーフ。竹の薄皮がついているけどそのまま食べる

チェンマイのコンドミニアムの近くで、竹を割いて檻を作りながら、そばでカオラームを焼いていた。おやつかな…

タイ東北部メコン川沿いの街の道路脇で見かけたカオラーム

タイ南部トランで見たカオラーム売りの女性(1980)

寝台列車で南タイへ。夜が明けたら、一口サイズに葉っぱで巻かれたカオラームを売りに廻ってきた

カオラームもカオパットも20バーツ(70円) 車窓からの田んぼの中のヤシの木とその周りで遊ぶ水牛の風景を眺めながら食べるカオラーム、小豆とココナッツミルクの風味でとても美味しかった

カオラームの竹筒はタイ中部では太短く、またもち米に合わせる具材も地域によって多少異なる。

タイで人気のカオニヤオ・マムアンにかけるのもココナッツミルク、もち米とココナッツミルクは相性がいい。日本人的には、もち米にはあんこかな(^_^)

タイ東北部ランサーン様式の仏塔造り

タイ東北部ナコンパノムを旅しているときに、ほっそりしたラオス・ランサーン様式の仏塔を造っている場面に出会った

横には小さな仏塔の骨組みだけがあり、こうやって新しい仏塔が造られて行くんですね

このリフトで資材を運び上げていました

仏教国タイのお寺造りはまだまだ続いていく。

Nakhon Phanom, NE Thailand

メコンの流れを眺めながら「サイクロークイサーン」を食す

サイクロークイサーン(ไส้กรอกอีสาน)は、豚肉やもち米、ニンニク、春雨などをまぜて豚腸に詰めることでもち米が自然発酵し、独特の酸味のあるタイ東北部イサーン地方発祥のソーセージである。まぜるもち米の量が多くなると酸味が強くなる。

サイไส้が腸、クロークกรอกが詰めるという意味のタイ語。

形は、球形や卵形の一口サイズのものから、串に刺したフランクフルト形のものもあり、ナコンパノムの市場には写真のように大型の球状のものもあった。

【チェンマイのタイ語の先生が教えてくれた】

タイの葬儀期間中のタブーのひとつとして、麺類は食べない。それは亡くなった人と細い麺(糸)でつながり、人々をあの世に連れて行くから、と言い伝えられているという。麺類の具体例として先生は、クイッティアオやヤムウンセンだけでなく、春雨が入った豚挽き肉団子「サイクロークイサーン」も、と。

メコン川の対岸ラオスから船外機を付けた小舟に乗って行商にやってくるラオス人のために早朝から「サイクロークイサーン」を焼いている。タイ東北部タートパノム

僕も1本焼いてもらい、メコンの流れを眺めながら食べた。やたら春雨が自己主張する。酸味があり、とても美味しかった

メコン川沿いの街ナコンパノムで食べた「サイクロークイサーン」チリソースが付いてきた

市場だけでなく、道ばたでもこのようにして売っている

ナコンパノムの市場の肉屋で、こんなでかい「サイクロークイサーン」を売っていた

タイ東北部の「サイクロークイサーン」は、北部チェンマイの「サイウア」と同様、僕の大好きなタイ料理の一つです。