タイの万能調味料「プリックナンプラー」いろいろ

タイの食堂やぶっかけ飯屋のテーブルに必ずと言っていいほど置いてあるのがタイの調味料「プリックナンプラー」である。生の赤唐辛子や青唐辛子を細かく輪切りにしナンプラーに漬けたタイ独特の万能調味料で、タイの食事には欠かせない、日本で言えば醤油のようなものである。ナンプラープリックともいう。

チェンマイで暮らしていてプリックナンプラーは、店によって少しずつ違っていることに最近気づいた。見た目には、生の赤唐辛子の輪切りとナンプラー、生の青唐辛子とナンプラー、生の赤・青唐辛子とナンプラー、それらにマナオ(ライム)を入れたのもや、紫タマネギを入れたもの、ニンニク片をたくさん入れたものまである。

店の主人に話を聞いてみると、砂糖もごく少量入っているという。

普段料理を注文するときカイダーオ(目玉焼き)も付けてもらっているが、そのぶよぶよカイダーオにプリックナンプラーをかけて食べている。

ぶっかけ飯屋の前にも「プリックナンプラー」が置いてあり、横にはそれを取る小皿も用意されている

唐辛子は輪切りというイメージがあったが、ここは長めに切っている。ニンニク片や唐辛子の種も見える。ここの主人に砂糖もごく少量入っていることを教わった

この店のプリックナンプラーはシンプル

利用客が多い店では大量につくる 2022/10/24

マナオとニンニクのスライスが見える

マナオをしぼり、マナオの皮もそのまま入れている

この店のプリックナンプラーはニンニクが主張している

細切れのニンニクが入っている

食堂などで普通に見かけるプリックナンプラーもよく見るとバリエーションがあるの気づいた。

卓上に置いてある、砂糖ナムターン、魚醤ナンプラー、粉唐辛子プリックポン、お酢ナムソムの調味料4点セットのクルワンプルーンとは別に「プリックナンプラー」が存在している。

タイ料理の最終的な味付けは、好みに合わせて自分でやるのである。

チェンマイのクイッティアオ屋さん

クイッティアオ ก๋วยเตี๋ยว は、米から作られた麺で、太さはセンミー(細麺)、センレック(中麺)、センヤイ(太麺)の3種類がある。他にウンセン(緑豆麺)もある。

注文するときは、麺の太さ、スープの種類、トッピングを告げるが、麺は細麺でトッピングはムーデーンで決まり、スープはどれにするか聞かれるがよく分からないので「タマダー普通」と答えている(笑) 辛さも聞かれるので「タイ人の普通の辛さ」でと告げる。

他の人の注文を聞いてるとトムヤムという声が聞こえてきた。イサーンを旅しているとき、トゥクトゥクの運転手とクイッティアオの店に入り、いろいろ教えてもらったことがあるが、豚や牛の血を入れた「ナムトック」これだけは避けたいので覚えている。

聞き返されないのでおそらくスープは「タマダー普通」で通じているのかも

お店で一番高い65バーツのクイッティアオを注文したら、こんなのが出てきた

クイッティアオ・ムーデーン(焼き豚)45バーツを、ムーデーン好きだから多くして65バーツに…と言ったら、こうなった

これが普通のクイッティアオ・ムーデーン 45バーツ

テーブルはむかし日本で使っていたシンガーのミシンを再利用している

これがお店の基本メニューで、大盛りは+10バーツ

こんなのがお店に飾られている

テイクアウトや宅配もやっているが、やっぱり出来たてを店内で食べたいなぁ

コロナの影響と思われるが、道路沿いにあったクイッティアオ屋台がかなり少なくなっている。屋台は指さしで注文できるので気が楽なんだけど… でも店を構えてるクイッティアオ屋は素材がよい。

チェンマイ大学構内に立つ市に「昆虫屋台」

チェンマイ大学農学部キャンパス内に、月初めの第一木曜日と金曜日に市「ゴンコーン」が開催される。飲食店だけでなく植木や衣料品、日用雑貨などを販売する店舗が軒を連ねる。

その中に素揚げの昆虫を販売する店舗がある。コロナ前は素揚げ昆虫を専門にする1店舗のみであったが、今日は小規模ながら3店舗が他の物と一緒にカイコの蛹やコオロギを出していた。しかしタガメやゲンゴロウなどは見当たらなかった。

月初めの第一木曜日と金曜日にチェンマイ大学構内に市が開催され、昼時ともなれば市民も学生も大勢訪れる

ここはカイコの蛹を専門に販売していた

次に見つけた店舗では、カイコの蛹、黒コオロギ、白コオロギが販売されていた。一袋20バーツ

ここでは、白コオロギとカイコの蛹を販売していて、1袋20バーツ、2袋買えば30バーツ、3袋で50バーツ

月一の2日間とはいえ国立の大学キャンパス内に市が立つのは面白い。学生たちはお昼に重宝しているようだ。素揚げ昆虫は彼女らにとってはスナック菓子感覚である。2022/08/04

お気に入りのMAYA地下のぶっかけ飯チェンマイ

チェンマイの大型商業施設MAYAの地下にあるフードコートに、一押しのぶっかけ飯ブースがある。MAYA自体は11時開店であるが、地下のフードコートは10時にオープンする。ここにあるぶっかけ飯ブースは、惣菜の種類が豊富で、美味しくてしかも安い。惣菜1品のせが40バーツ、2品のせ50バーツ、3品のせ60バーツ。自分の好みやその日の気分で惣菜を選ぶ。長期滞在者にはとてもありがたい。

MAYAの正面玄関の左右に地下への階段がある

このブースがお気に入りの「ぶっかけ飯屋」 惣菜の種類が豊富で、美味しくてしかも安い。2年半近く経っているのに覚えていてくれた

惣菜1品のせ40B、2品のせ50B、3品のせ60B

柔らかいピリ辛のナス料理が旨い、この惣菜だけを3盛りの時もある。チェンマイ名物ネームと炒り卵の料理も最高に旨い

惣菜3品のせに八角味玉をつけてもらって70B(70×3.65=255円)

惣菜の種類はたくさんあるけど、選んでるのは被っている(笑)

ブース列の間に共有の長いテーブル、ここでいただく

まだ復活してないブースもある

ほとんど外食生活してるので、このような食事処はとても助かっている。なんといっても目で見て好きなものが食べられる。2年4ヵ月ぶりにチェンマイに戻ってきて、真っ先にこの店がやっているかどうか確認した。

チェンマイの日曜夜市の昆虫屋台 2022/7/31

およそ2年半ぶりにチェンマイのラチャダムヌン通りのサンデイナイトマーケットへ行った。以前のような芋洗い状態ではなかったものの思ってたより活気があり、むしろ枝道やお寺道が前以上に盛り上がりを見せていた。

そんな中、ラチャダムヌン通りの真ん中あたりの同じ場所に昆虫屋台はあった。おばさんもお元気そうだった。写真を撮らせてもらうときはチップをTIP BOXへ入れていたが、それがなかったので手渡そうとしたら、気にしなくていいよと、受け取ってもらえなかった。

サンデイナイトマーケットの昆虫屋台

先ずはケラ

黒コオロギ

カイコの蛹

白コオロギ

オオコオロギ

コガネムシ

ゲンゴロウ・ガムシ

タガメ

銅色コオロギ

バッタ

タケムシ

一袋20バーツ(20×3.67=73円)

タガメは2頭で20バーツ

どれも一袋20バーツ(73円)

サンデイナイトマーケットは広がりを見せ、すべてを歩けなかったのでアリやミツバチ入り卵焼き「カイパーム」を見つけることができず、食べられなかった。

朝から昆虫食 in チェンマイ

きのうコンドミニアム1階のぶっかけ飯屋のおばちゃんに、「ムシ食べたいな~」と冗談で言ったら、今朝行ったらいきなり7種類の昆虫が出てきた😲

スプーンですくって食べると美味しさが増した!

市場で買ってきたという、1種30バーツだったと。

コオロギ3種を同定した。コロナ前ごろから Teleogryllus mitratus が市場に出始め、きょうこれ食べれたのが一番嬉しい。

1. Gryllus bimaculatus (De Geer,1773) จิ้งหรีดทองดำ

2. Teleogryllus mitratus (Burmeister,1838) จิ้งหรีดทองแดง

3. Acheta domestica (Linnaeus,1758) จิ้งหรีดบ้าน

タケムシ、バッタ、カイコ、銅色コオロギ

黒コオロギ、白コオロギ、ケラ

ぶっかけ飯屋のおばちゃんは、「チンリーッダム、チンリーッカーオ、メンチョーン、タッカテーン、ロッドァン、ノーンマイ」と言っていた。ナンバンダイコクコガネの話を出したら、「あれは今はない、1月ごろ」と返ってきた。ということで、それなりに昆虫食のことを知っているみたい。明日は赤アリの話を出してみよう。2022/7/15

身近なぶっかけ飯屋

住んでる部屋は築30年以上の古いコンドミニアムなので、プールやジムなど付いていないシンプルな集合住宅である。

ところが東京から戻ってきたら驚き、1階にぶっかけ飯屋とコーヒー屋が新しくできていた(゚д゚)

きょうの朝食はその店で:

イサーンガイと長豆料理と目玉焼きカイダーオ(新鮮なプリックナンプラーをかける) 40B

バイトゥーイ茶もフリー、デザートにバナナをもらった。

短パンにビーサン履いてエレベーターで下りれば、すぐに朝ご飯が食べられるようになった。欧米人も住んでるのでサンドイッチもあり、頼めばソムタムも作ってくれる

これが今日の朝ご飯

目玉焼きには必ずプリックナンプラーをかけるが、プリック片は3~4個かな

この2年4ヵ月でいろんな意味で変わっていた。外国人観光客に関わる仕事をしていた人々は結構職を失って、新たな仕事にチャレンジしているのを肌で感じる。

北タイ料理専門店で晩ご飯

きのうはチェンマイの北タイ料理専門店「フアンムアンジャイ」เฮือนม่วนใจ๋ で晩ご飯。ほとんどがタイ人で、ほぼ満席状態

・ゲーンチャオム แกงชะอม タイ野菜チャオムのスープ

チャオムとキクラゲなどのキノコ類とタイ生姜と魚のスパイシーな具だくさんスープって感じ。タイ生姜をかむと口の中に北タイの風味が広がった (120B)

・ラープムー ลาบหมู 豚挽肉のスパイシーサラダ

キャベツの下にサラネーや赤唐辛子や名前の分からないタイ野菜が隠れていた (100B)

・カオニャオ ข้าวเหนียว もち米ご飯 (20B)

店内にも自然が配されている

フアンムアンジャイのメニュー

ゲーンチャオム(具だくさんのチャオムのスープ)と、ラープムー(豚挽肉のスパイシーサラダ)、カオニャオ

タイ人客が絶えない、外国人はかなり少なかった

チェンマイもまだまだ観光客は少ない。チェンマイに戻り3日目(2022/7/13)の晩ご飯だった。

チェンマイMAYA(2022/7/12)

チェンマイ・ライフ「MAYAレポート」

今期のチェンマイ・ライフは2ヵ月間に縮小した。それは事前情報で食事処が少なくなっていることに対する少しの不安があったからである。

ところが7月11日に晴れてチェンマイに戻ることができ、この2日間歩き廻ってその心配は完全に払拭された。

まずはMAYAからのレポート

真っ先に「地下1階のフードコート」へ

人出はまだ戻ってないもののやっているブースが多くて安心した。お気に入りのブースがやっててホッとした。店側も工夫してるみたいで、バットに出す料理の量を加減しているようである。

次は「4階のフードコート」へ

驚いたことに以前のフードコートが大きく様変わりしていて「MAYA kitchen」というクーポン形式のフードコートになっていた。

MAYA前交差点、トゥクトゥクが激減している

中国人観光客の姿が見られない

地下1階のフードコート、人出はまだ戻っていない

ここがお気に入りのブース、料理の量を加減しているようである

やっぱり出している料理の量は少ない

まだ復活してないブースもある。この先のブースもまだやってない

活気がいまいち

ミスタードーナツもこんな感じ

チェンマイ在住の日本人がお世話になっている Rimping マーケット

こんなスペースができていた

4階のフードコートが「MAYA kitchen」というクーポン形式のフードコートに様変わりしていた。これには驚いた

ここで現金をカードに替える

飲食するスペースはこんな感じ

デザートのコーナーもあるが…

午後10時までやっている

この風景を見ると、中国人観光客がまだ戻っていないことが分かる

「やよい軒」もオープンしている

「CoCo壱番屋」も開店しているが、お客は少ない

欧米人好みのレストランもオープンしている

コロナ前の活気に戻るには、まだまだ月日がかかりそう。

シェムリアップで宮廷舞踊「アプサラダンス」を鑑賞

シェムリアップ最後の夜は、カンボジアに古くから伝わる宮廷舞踊「アプサラダンス」を鑑賞した。アンコールワットのレリーフをモチーフに創られたという「アプサラダンス」は、美しい天女デバターたちが、花咲く庭で楽しげに遊ぶ様子が描かれている。ゆったりとした木琴の生演奏とあいまって、どこか非現実的な魅力を感じた。この舞踊はユネスコの世界無形文化遺産にも登録されているという。

それらの優雅な踊りの中に、ココナッツの殻を打ち鳴らして村の男女がリズミカルに踊る民族舞踊「ココナッツダンス」もあった。

木琴の生演奏で幕が開いた

「金の人魚のダンス(ソバーンマチャ)」 魔王ラーバナが、シータ姫をランカー島に誘拐した。姫を救うため猿軍が島にかける石橋を造っていたら、ラーバナの娘ソバーンマチャ(金の人魚)が石を動かしてしまった。猿神ハヌマーンが人魚に橋造りの協力を求めるという、リアムケーの一節

アンコールワットの壁画をモチーフに創られた宮廷舞踊「アプサラダンス」

アンコールワットの壁に残る天女(デバター)のレリーフが踊りの元になっている

民族舞踊「ココナッツダンス」 半分に割ったココナッツの殻を叩いて踊る躍動感あふれるダンス。結婚式などでも踊られるという

女性たちによる可憐な舞で、踊りの終盤、ジャスミンの花を客側にまいて、神からの祝福を捧げるというシーンがある

鑑賞した感想はタイの古典舞踊に似ている、であったが、それはカンボジアから来ていることを後になって知ることになった。12~13世紀に最盛期を迎えたアンコール朝であるが、アユタヤ(タイ)の度重なる攻撃により1432年滅亡。この時、踊り子や音楽楽士などを含む約9万人の芸術伝承者がタイへ連れ去られた。これにより、カンボジアでの伝統芸能は廃絶したが、アユタヤ宮廷にてアンコールの宮廷文化が温存、伝承されることとなった。

時は経ち19世紀半ば、カンボジア近代の父と呼ばれるアンドゥオン王は、タイより踊り子を連れ戻し、カンボジア舞踊の再興を始め、現在に至っている。

コロナ禍の前の話であるが、アンコールワット観光の拠点であるシェムリアップでは、古典舞踊を見ることができるホテルやレストラン、劇場が多くあり、その数は増え続けている。華やかなダンサーを目指し、日々トレーニングに励む若者たちが多数いるようである。