東洋のバニラと称されるバイトゥーイ

タイの香草といえば誰もが真っ先にパクチーを思い浮かべると思うが、「東洋のバニラ」と称される甘い香りのバイトゥーイ ใบเตย もある。英名は Pandan Leaf パンダンリーフ、和名はニオイタコノキと呼ばれている。東南アジア一帯でお菓子や料理、お茶などの香り付けや色付けに幅広く使われている。また揚げ虫屋台では臭み消しにも使用されている。

チェンマイに半移住し始めたころ、日々お世話になった大型商業施設ガートスワンゲーオのぶっかけ飯屋の店主に「バイトゥーイ」の実物を見せてもらった

ぶっかけ飯を注文するといつも「ヤーナン」というハーブ茶を付けてくれた。この緑のお茶はバイヤーナンとバイトゥーイをブレンドして作っているので、これを食べる前に飲むと体が浄化されると言っていた

ハーブ茶ヤーナンだけでなくデザートがあればそれも付けてくれた。これは「クルアイボッチー」といい、バナナ、ココナッツミルク、ヤシ糖、塩、バイトゥーイで作ると言いながら実演して見せてくれた。すごく甘い香りがした

できた「クルアイボッチー」甘くてとても美味しかった。気になってどうしてそんなに良くしてくれるのと言ったら、店主曰く「あなたにあげて喜んでもらうと、自分に幸せが来る」と返ってきた

ある日ぶっかけ飯屋の店主がバイトゥーイを折りたたんで「これをバッグに入れておくといい匂いがするよ」と手渡してくれた

コンドミニアムの近くにお洒落なカフェ Chao Chao がある。いつも大賑わい

このカフェに「普通のパートンコー」と「タロイモのパートンコー」それに「バイトゥーイのパートンコー」の3種セットがあり、朝食の売れ筋である

カスタードもミルク、タロイモ、バイトゥーイの3種付いてくる

ガラス越しにスタッフが3種類のパートンコーを揚げているのが見える

蒸した軟らかいパンにバイトゥーイ、ミルク、タロイモのカスタードをつけて食べるメニューもある

メニューに3種カスタードの説明:「PANDAN(バイトゥーイ)」「TARO」「 MILK」とある

たっぷり作られたカスタード:奥からバイトゥーイ、ミルク、タロイモ

いつも笑顔で教えてくれる優しいスタッフたち

チェンマイの金曜夜市にバイトゥーイを使ったスイーツが出る。外国人も来るので英語で書かれたバイトゥーイの説明書きもある

バイトゥーイ(パンダンリーフ)を使った「ワッフル」と「パンケーキ」

まずサクサクしたバイトゥーイワッフルを食べた

両方を食べた後スタッフに「バイトゥーイワッフルとバイトゥーイパンケーキはどっちが美味しかった?」と聞かれたのでどっちも美味しかったけどワッフルの方がより美味しかったと

もう一つ創作菓子「バイトゥーイココナッツパンケーキ」があった。芳醇な香りがするバイトゥーイと優しい甘さのココナッツミルクは、タイ伝統菓子において定番の組み合わせになっている

中国人観光客に受けそうなので中国語表記も

市場でたまに見かける切り分ける前の「カノムチャンバイトゥーイ」 バイトゥーイで色付けされ、甘い香りが漂う

階層になっているお菓子カノムチャンの緑系の部分はバイトゥーイに由来している

市場で見かけるバイトゥーイで色付けされた緑の饅頭

バイトゥーイを使ったタイ料理では、「鶏肉のバイトゥーイ包み揚げ」ガイホーバイトゥーイ (ไก่ห่อใบเตย) がよく知られている。このようにバイトゥーイ「東洋のバニラ」は、スイーツや料理や飲み物に幅広く利用されている。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

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