チェンマイで食べる風変わりな「おやつ」いろいろ ของกินเล่น

6.北タイ伝統的なおやつ「黒ごま餅」カオヌックガー ข้าวหนุกงา

粉末にした「もち米」と「黒ごま」を水で溶き、麺棒で薄く伸ばし、フライパンか網で焼く。そして適当な大きさに切って盛り付けし、黒砂糖などをかけて食べる。

きょうチェンマイのニマンへミンにある Gao Cafe Nimman でアイスクリームが付いた「黒ごま餅」カオヌックガー ข้าวหนุกงา をいただいた。左は黒砂糖

甘さひかえめで、もちもちした食感が忘れられない、ココナッツミルクが合っている

飲み物は「抹茶」を頼んだらラテアート抹茶😲

店内はこんな感じ Gao Cafe の Gao=タイ語の9=タイ文字「๙」がデザインされている

こちらの女性がラテアート抹茶を点ててくれた

ニマンへミンエリアにあるローカルカフェをイメージさせる Gao Cafe Nimman の外観

料金の方は、アイスクリーム付き黒ごま餅=99B、ラテアート抹茶=59B、今度はナイトマーケットで「黒ごま餅」を探してみよう。

このカフェは気に入ったので、次は何を食べようかな… 次の北タイ伝統料理は如何に  (2024/8/2 更新)

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5.バナナのおやつ クルアイブアッチー กล้วยบวชชี

ぶっかけ食堂の女性店主が時々おやつを差し入れてくれる。このおやつは「クルアイブアッチー」といい、バナナとココナッツミルクを使って作ったものである。これは売り物ではなく自分たち用に作ったもので、それを分けてくれ、そして作り方も軽く教えてくれた。

バナナをヤシ糖、塩、ココナッツミルク、バイトゥーイ(パンダンリーフ)などで軽く茹でる。そして冷まして出来上がり。この女性店主はバイトゥーイにこだわりを持っているようで、よく緑のバイトゥーイジュースも出してくれる。あるとき、バイトゥーイを丸め「これをバッグに入れておけば良い香りがするよ」と差し出してくれた。

女性店主はココナッツミルクにバイトゥーイ葉を入れるのがポイントという

「バイトゥーイはこんなに長い葉っぱなのよ」と言って生を見せてくれた

盛り付けられた「クルアイブアッチー」 กล้วยบวชชี

「これをバッグに入れておけば良い香りがするよ」と差し出してくれた

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4.ネーム揚げ米団子 カウクルックネーム ข้าวคลุกแหนม

大きな球形の「おやつ」のような物をターニン市場で見つけた。近づいてよく見ると米粒が混じっているのが分かる。売り子さんにいろいろ聞いてみた。ข้าวคลุกแหนม(カウクルックネーム)、カウ=ご飯、クルック=混ぜる、ネーム=北タイ名物の酸っぱい発酵した豚の腸詰である。

きょうお皿とスプーンとフォークを持って再訪した。2個で45B、ネームは好きなので4個お願いした。袋に4個入れてくれるのかと思ったら、まず2個を鍋に入れてもみ崩し、ピーナッツやマナーオやナンプラーなどを入れ丁寧に混ぜだした。良い香りだ! それを袋に入れてハイ出来上がり。残りの2個も同じように… 想像していた球形そのまま丸かじりできるのかと尋ねたら、それもアリという。ハーブもいっぱい入れてくれた。

市場のかたすみで持参した皿に取り敢えず1袋2個分を盛り付け、市場のカフェでアイスタイ茶を飲みながらいただいた。これは10年ほど前に東京でタイ料理研究家の長岡先生に「こうやってチャプルーの葉に包んで食べるんです」と教えてもらったことを思い出した。それ以来、タイ料理店のコックさんのまかないで何度か食べたことがあるが、球形とはまったく結びつかなかった。

球形の「カウクルックネーム」 ข้าวคลุกแหนม 米粒が見える 最初辛そうに見えた

球形が頭から離れず、初日見たとき「Mix」の意味が分からなかった

きょうはお昼ごろ行ったので結構売れていた

売り子さんが鍋に2個入れもみ崩しているところ

マナーオやナンプラーなどを入れて混ぜているところ

ピーナッツを1袋入れているところ 最初の2個は出来上がっている

混ぜ混ぜが終わって袋に入れれば終了

いろいろ書いて教えてくれた優しい売り子さんだった

市場のかたすみで持参した皿に取り敢えず1袋2個分を盛り付けたところ

市場のカフェでアイスタイ茶(25B)を飲みながらいただいた めちゃくちゃ美味しかった ヘ(^o^)/

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3.揚げムール貝 ホーイマレーンプートート หอยแมลงภู่ทอด

チェンマイ人はガートルアンと呼んでいるワローロット市場へ行った。ワローロットといえば旅行者もチェンマイに来たら一度は足を運ぶ巨大な市場である。その巨大市場の近くの路地裏にある小さな屋台村で「揚げムール貝」หอยแมลงภู่ทอด ホーイマレーンプートートを食べた。หอยแมลงภู่(ホーイマレーンプー) = ムール貝で、 ทอด(トート) = 揚げる、という意味

この屋台のメニューを見ると「ขนมหัวผักกาด 大根もち」と「หอยแมลงภู่ทอด 揚げムール貝」の2種類があり、他言語表記もある。

この屋台には赤い小さなテーブルがあったので、そこに陣取り「หอยแมลงภู่ทอด 揚げムール貝」を注文した

鉄板がデカい たぶんご夫婦でやってるんだろうな… 気さくな奥さん

出来上がったらテーブルにあるチリソースをかけていただく

メニューには中国語や日本語、英語の表記がある 今度機会があったら「大根もち」を食べに来よう

昔ながらの屋台、これぞタイ 80年代を彷彿とさせてくれる

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2.タピオカ団子 サークーサイムー สาคูไส้หมู

先日行ったピン川向こうのタイ風クレープのお店 Lung Khajohn Wat Ket ลุงขจรวัดเกตで情報を得た「タピオカ団子」がどうしても気になり、きょう地元ターニン市場へ探しに行ってみた。あったあった、しかも驚いたことにタイ風クレープのお店 Lung Khajohn Wat Ket ลุงขจรวัดเกต の支店舗だった。

「タピオカ団子」サークーサイムー สาคูไส้หมู

炒めた豚肉とニンニク、胡椒、パクチーなどのハーブを団子状に丸めタピオカで包んで蒸したって感じの食べ物だった。日本人がいうデザートでもなくお菓子でもなく、小腹が空いたときに食べる「おやつ」のようだ。

シールにお店の名前が出ている。 小袋に入っているのは、ニンニク กระเทียมเจียว と教えてもらった

タピオカ団子が7個、ニンニク、プリッキーヌー、野菜とフォークがセットになって25バーツ 辛くもなく食べやすかったが、プリッキーヌーは囓らなかった

お店の名前 ลุงขจรวัดเกต が大きく誇らしげに掲げられている。 「タイ風クレープ」も勧められたので、それは2日前に食べたとブログの写真を見せたら同じ店だったことがその時に分かった。 いろいろとお付き合い下さりありがとう🙏

ターニン市場にもう一つ「タピオカ団子」のお店があった。ここのタピオカ団子はピリ辛で水がなくては食べられなかった。プリッキーヌーと野菜とフォークが付いているのは共通していた。5個パックで20バーツ

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1.タイ風クレープ ข้าวกรียบปากหม้อ

ワットケートカーラーム寺院の近くのピン川沿いにある名店 ลุงขจรวัดเกต で「タイ風クレープ」ข้าวกรียบปากหม้อ の製造過程を拝見した。

小麦粉とタピオカ粉を練り合わせたものを布を張った専用の鍋の上で広く円形に伸し、クレープの皮をつくる。そして真ん中あたりに4つの餡をのせる。その餡は、細切れにした豚肉やニンニク、赤タマネギ、砂糖、塩、パクチーの根などを入れてつくる。4つの餡を皮で覆い被せるように大きく包む。そして4つに裁断し、それぞれを包み込み、三角錐の蓋をして下から高温の蒸気を当て、じっくり加熱する。

ワットケートカーラーム寺院の参拝客だろうか次々にやって来る

小麦粉とタピオカ粉を練り合わせたものを布を張った専用の鍋の上で広く円形に伸し、皮をつくる

円形に広く伸した皮の真ん中あたりに4つの餡をのせる

餡を大きく包み4つに裁断する 1枚の大きな円形の皮から4つの「タイ風クレープ」ができる

ひとパックに7つの「タイ風クレープ」と唐辛子、ココナッツミルクのシロップ、粉末ニンニク、野菜、食べるための竹串がセットになっている。これが20バーツ

この店には、「タイ風クレープ」の他に「タピオカ団子」もある。どちらも1パック20バーツ

この店はミシュランに選ばれているようである

お店 Lung Khajohn Wat Ket の地図 ⇩

https://www.google.com/maps/place/Lung+Khajohn+Wat+Ket/@18.7924024,99.0021633,17z/data=!4m6!3m5!1s0x30da3ab006acbd31:0xc7f89c03759d1310!8m2!3d18.7923031!4d99.0021954!16s%2Fg%2F11b6_bwmqv?entry=ttu

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

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