タイ北部の伝統食文化「カントーク」

チェンマイを旅したら「カントーク」という言葉を耳にするかもしれません。これはもち米を主食とするランナー(タイ北部)の人々が、特別な行事のときに食卓として用いる低い台足のついた丸いお膳で食事をする、少し格式のある食事様式です。その丸いお膳にカントーク料理がのせられ、手元に取り分けて食べます。

カントーク料理の種類は特に限定されていませんが、ゲーンハンレー(厚切り豚バラ肉のカレー)やサイウア(焼き豚肉ソーセージ)、ガイトー(鶏の唐揚げ)、ケープムー(豚皮の素揚げ)、ナムプリックオン(トマトと豚挽肉のディップ)、ナムプリックヌム(青唐辛子をすり込んだディップ)は定番です。

チェンマイに旅行者向けの『カントーク料理&伝統舞踊・民族舞踊』が提供される施設が2ヵ所あります。

▇ オールドチェンマイ文化センター(Old Chiangmai Cultural Center)

▇ クムカントーク(Khum Khantoke Chiangmai)

台足の付いた丸いお膳がカントークの基本形(タイ北部ランパーンの古民家)

カントークは、料理6~7品が足つきお膳に運ばれてくる。僕はゲーンハンレー(厚切り豚バラ肉のカレー)が一番好き。カオニャオやスープ、飲み物などお膳にのりきれない物は下に直接置く(クムカントーク)

タイの伝統舞踊つめ踊り(クムカントーク)

北タイの民族舞踊(クムカントーク)

カントーク料理 お椀の中の料理が底をついたら足してくれる(オールドチェンマイ文化センター)

タイの伝統舞踊つめ踊り(オールドチェンマイ文化センターの屋内ステージ)

カントーク料理(オールドチェンマイ文化センター)

昼はチェンマイの山奥で象に乗りジャングル探検、そしてチェンマイに戻り「オールドチェンマイ文化センター」の送迎の車を待つ

元職場の同僚ご夫妻を「カントーク料理&タイ舞踊」へご案内した(オールドチェンマイ文化センター)

タイの伝統舞踊つめ踊り。三角クッションに身をゆだね鑑賞(オールドチェンマイ文化センターの屋外ステージ)

タイの伝統舞踊ローソク踊り

カントークの最後はデザート。おこしも出た。パイナップルは食べやすいように切って、互い違いにずらしてある(オールドチェンマイ文化センター)

北タイの郷土料理店へ行けば、普通にテーブルに腰掛け、このようにお盆にのせた「カントーク料理」もある。ナムプリックオン、ナムプリックヌム、サイウア、ケープムー、ゲーンハンレー、半熟玉子、温野菜(Han Thueng Chiang mai)

日本から来た知人にはカントークに案内するが、一人で行くこともある(オールドチェンマイ文化センター)

チェンマイの人たちは3人の王様像前広場で、語らいながらタイのお正月を祝う。もちろんカントーク

上の祝宴の3時間前の状態、カントーク祝い膳は予約制。マナオを入れたフィンガーボールも

チェンマイ市内にある「オールドチェンマイ文化センター」や「クムカントーク」に事前に予約して行けば、タイ北部のカントーク料理と伝統舞踊をまとめて安価で堪能できます。チェンマイ滞在中のうち一夜は、ぜひカントーク・ディナーショーへ行かれることをオススメします。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

タイ北部の伝統食文化「カントーク」」に5件のコメントがあります

  1. 楽しそうですね(^^)/
    行ってみたいです(*^^)v

    つめ踊り、カンボジアで似たようなものを観ました。
    指が特徴的に動く感じの。
    そうはいっても、少しずつ?いやもっと?違うんでしょうね。

    いいね: 1人

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