シンプルなタイ料理「キャベツのナンプラー炒め」

以前、東京久米川のカウンター席しかないような小さなタイ料理屋に、呑兵衛のタイ人と行ったことがある。そのタイ人が真っ先に注文したのがメニューにはない「キャベツのナンプラー炒め」だった

タイ人ママさんが目の前で作っているのを見ていたが、とてもシンプル

キャベツを大きく切り、ただナンプラーで炒めるだけ。塩コショウはいっさい使わない

ナンプラーの塩気でタイ焼酎がすすんだ。しかもヘルシーで安上がり

シンプルなタイ料理「キャベツのナンプラー炒め」

メニューにはない「キャベツのナンプラー炒め」をまた食べに行った。見た目よりホントに美味しい

ナンプラーの適度な塩気で、タイ焼酎「モンシャム」がすすむ。あとは美味しいガイヤーンがあればそれでいい

東京久米川の小さなタイ料理屋さん

自分で作ってみた(笑)

この「キャベツのナンプラー炒め」は、具材を入れれば応用が広がりそう

Stir-fried cabbage with Nampula, Kumegawa, Tokyo, Japan

タイ東北部の朝食「カイガタ」鍋焼き玉子

タイ東北部の朝食と言えば、やっぱり目玉焼きが主役の「カイガタ」とパン

フランス植民地時代のベトナムで生まれ、ラオスを経由しタイ東北部に伝わったとされる

「カイ」は卵、「ガタ」は鍋を意味するように、専用の小さな平たい鍋で一人前ずつ調理し提供される

材料は卵の他、「クンチェン」と呼ばれるイサーン名物の甘いソーセージや「ムーヨー」(豚肉をバナナの葉に包んで蒸した豚肉蒲鉾)、豚肉、ネギなど

熱した平たい鍋にバターの塊を落とし、卵を2個入れる。ほんの少しだけフタをして玉子の下面を焼く。フタをとり、甘い細切りにしたソーセージや豚肉蒲鉾など3種類のトッピングをして出来上がり

玉子2個をそのまま目玉焼きにするタイプと卵黄をつぶすタイプがある

忙しいところをコックさんに尋ねたら、このカイガタ(鍋焼き玉子)はベトナムから伝わった料理、と言っていた

タイ東北部の朝食「カイガタ」鍋焼き玉子、ナコンパノム

宿の朝食バイキング、毎朝フランスパンとともに2皿食べていた。ナコンパノム

鍋に卵2個落とし、3種類のトッピングをする

3種類のトッピング、甘いソーセージが印象的

具材を玉子焼きにのせたところ

まず熱した鍋にバターの塊を落とすところから始まる

3つのレンジで同時進行、手際がいい

鍋ごと皿にのせて出来上がり

卵黄をつぶさないタイプが一般的

卵黄2個のうち1個をつぶすタイプ、ケチャップで食べる

タイ東北部ウボンラチャタニの朝食屋さん、ここでも「カイガタ」

甘いソーセージ「クンチェン」と「ムーヨー」(豚肉をバナナの葉に包んで蒸した豚肉蒲鉾)は共通している。ウボンラチャタニ

ウボンラチャタニでは「カイガタ」と名物「ムーヨーンサンド」焼きたてのパンにムーヨーン(豚肉を乾燥させて繊維状にしたもの)を挟んだパン。これを食べるとウボンに来たって感じがする

「カイガタ」と「ムーヨーンサンド」のセットを毎朝食べていた。ウボンラチャタニ

レタスが彩りを添える。セットで50バーツ(170円)ウボンラチャタニ

タイ東北部コンケンの朝食屋、みなさん「カイガタ」を食べて出勤していた。頭上にカイガタのセットメニューの広告

これがカイガタのセットメニュー。タイ東北部コンケン

タイ東北部チェンカーンで食べた「カイガタ」

チェンカーンでは「カイガタ」と「パトンコー」(揚げパン)。パトンコーは甘いコーヒーにつけて食べる

チェンマイのうちの近くでも「カイガタ」を食べることができた。39バーツ(130円)

ところが、タイ南部ナコーンシータマラートのホテルにも「カイガタ」があった!

タイ東北部の朝食は「カイガタ」、お粥を食べる人たちもいっぱいいる。

Pan fried egg, NE Thailand

チェンマイで食べるサラネー風味の「ラープウンセン」

ラープとは、本来タイ東北部イサーン地方の郷土料理で、肉類や魚と唐辛子、タマネギ、コブミカン葉、ライムなどのハーブ類とをナンプラーで和えた辛い料理のことをいう。煎り米粉で香ばしさを出すのもラープの特徴

僕がチェンマイで食べる大好きなタイ料理の一つに「ラープウンセン」がある。ラープ=和え物、ウンセン=春雨

同じ屋台のコックさんだが、毎回味と見栄えを違えてくれる。めちゃくちゃ辛かったらカイダーオ(半熟目玉焼き)を追加注文する。僕がサラネー(ミント)好きを知っているので少し多めにしてくれる

豚挽肉とハーブ類を混ぜ込んだ「ラープウンセン」最高に美味しい

この日は好きなサラネー(ミント)をトッピングにしてくれた。なぜか意識的に葉を裏返しにするのが不思議

サラネー(ミント)はいつも多め、嬉しい

煎り米粉の香ばしさも美味しさを盛り上げる

「ラープウンセン」50バーツ(170円) 屋台のおばちゃん、いつもありがとう

Thai spicy glass noodle salad, Chiang Mai, N Thailand

野原に忽然と現れる駅舎のないタイ国鉄の駅

大地の風を浴びながらのローカル列車の旅は、旅情をかき立てる

タイ東北部ウボンラチャタニからスリンへ向かっている時の途中駅。プラットホームどころか駅舎もない。駅から離れた原野の中に、家や村が点在するのだろうか…

列車内で車掌さんから買う切符を見てみたい。無賃で乗り降りしてもとがめられることはないようだ

ホームも駅舎もないが、雨よけ日よけの待合場がある。タイの列車は単線を走るので1時間や2時間いつも遅れる

ウボンラチャタニ駅で買ったスリンまでの切符。3時間以上乗って31バーツ(100円)

車両間の連結器、幌で覆われていない。楽しい

車窓から飛び込んでくる自然の風があるので扇風機はいらない

Ubon Ratchathani ~ Surin, State Railway of Thailand, NE Thailand

最もシンプルなタイ料理「カイダーオ」

タイ式目玉焼き「カイダーオ」は、熱したフライパンにたっぷり油を入れ、そこに卵を落とすだけ。そしてしばらくふたをする。黄身の部分は半熟、白身のへりはカリカリになるように揚げるのがポイント。

「カイダーオ」にはプリックナンプラーをぶちまけて食べていたが、あるとき屋台のコックさんに「カイダーオにはマッキーをかけると美味しくなるよ」と教えられてからはずっと写真のマッキーという調味料をかけて食べるようになった。

タイ式目玉焼きは、「焼く」というより「揚げる」というイメージ

タイ式目玉焼き「カイダーオ」には、マッキーをかけると美味しい

カイダーオは屋台や街の食堂で、7バーツか10バーツ(35円)

Simple Thai food, Fried egg

ココナッツミルクの精製風景

タイ料理作りには欠かせないココナッツミルク

ココナッツミルクは、成熟したココナッツの種子の内側に層状にできる白い固形胚乳から取れる甘みのある食材

タイ東北部スリンの市場で見かけたココナッツミルクの精製風景です。

ココナッツ内部からそぎ落とした白い部分を機械に入れると、自動的に搾られ下のバケツにココナッツミルクがたまり、搾りカスが出てきます。

ものすごく忙しそうにしていたので、話を聞くことができませんでした。

1kg 60バーツ(210円)

ココナッツミルクの精製風景 忙しそうにやっていた

ココナッツ内部からそぎ落とした白い部分を機械に入れる

機械の下のバケツで搾られたココナッツミルクを受ける。そして絞りカスが出てくる。1kg 60バーツ(210円)

輸出用のココナッツミルクは、もっとオートメーション化が進んだ工場で精製されていると思います。

Coconut milk, Surin, NE Thailand

松屋で「タイ料理」を食す

地元の松屋で、世界一美味しい料理と言われたことのある「マッサマンカレー」を食べた。

濃厚なココナッツミルクの甘味とコク、数種類のスパイスが香り立つカレーソースに、鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉、さらにじゃがいもをプラスしたゴロゴロ感たっぷりのタイカレーだった。

マッサマン(massaman)という言葉は、イスラム教徒を意味する mosalman が転訛したもの。響きがユニークだが、マッサマンカレーは「イスラムのカレー」という意味で、ルーツはタイ南部のイスラム教徒の人たちの煮込み料理と言われている。

南タイが発祥の地の「マッサマンカレー」

店内広告パネルの一番上に、タイの国旗とタイ語で「ゲーン・マッサマン」の文字が踊る

店の外には派手なのぼりも立っている

店内から外に向けた宣伝パネル

価格は730円、彩り生野菜付きで830円。いずれにも味噌汁が付く。ライス大盛り無料

Akishima, Tokyo, Japan

フアランポーン駅のシャワー室の昔と今

昔はフアランポーン駅のホーム先端に「トイレ」と「シャワー室」があった。

しかし、駅舎内(駅入って右斜め前方奥)に新しく「トイレ」と「シャワー室」が出来て、ホーム先端のトイレ・シャワー室は現在閉鎖されている。

駅舎内にある新しい個室でシンプルな「シャワー室」は、トイレと少し離れていて、綺麗

夜行列車でバンコクに着いたときなど、温水シャワーはとてもありがたい。料金は昔も今も10バーツ(35円)

今年11月に予定されている首都圏鉄道「レッドライン」(バンスー ~ ランシット間 / バンスー ~ タリンチャン間)の開通に伴い、タイ国鉄フアランポーン駅は、年内にも閉鎖されバンスーに移転が完了する。

学生の頃は、駅ホーム上で焼いていたガイヤーンとカオニヤオを買い込んで夜行列車に乗っていた。思い出がいっぱいの「フアランポーン」

2004年当時のホーム先端の「トイレ」と「シャワー室」 料金はトイレが2バーツでシャワーが10バーツ

駅舎内に新しくシャワー室ができ、現在は閉鎖されている

駅舎内にあるお湯の出る「シャワー室」 料金は10バーツ(35円)

バンコクの定宿シークルンホテルからフアランポーン駅を見る。ドイツのフランクフルト中央駅を模した造りとなっている

フアランポーン駅は移転後、建築物保存のため、商業施設を併設する「鉄道博物館」になるという。

Hua Lamphong Station, State Railway of Thailand

タイ国鉄列車内が禁酒になったのは辛い

今回の列車の旅で最も辛かったことは、寝台列車に揺られながらタイ・ビールが飲めなかったことだった。

列車や駅舎内に「飲酒禁止」のステッカーが、いたるところに貼ってあった。

ステッカーをよく見ると、10,000バーツ(35,000円)の罰金などが記載されている。

なぜこうなったのか・・・

タイ国鉄の寝台車両で乗客のタイ人少女(13)が強姦、殺害され、寝台車担当の臨時職員のタイ人男(22)が逮捕された事件を受けてのことである。

具体的な内容は書けないほど痛ましい事件だった。

夜風に吹かれながらシンハーを飲めた時代が、また戻ってこないかな~

<南タイの旅、2015年8月>

State Railway of Thailand

タイ国鉄駅なのにプラットホームがない

南イサーン列車の旅

列車の旅はのんびり楽しい
駅なのにプラットホームがない
乗降客が多いのになぜプラットホームを造らないのだろう…


Northeastern Thailand