チェンマイで「ほおずき」を食す

コンドミニアムの1階のぶっかけ食堂で、女性店主がぶっかけ飯に「ほおずき」をサービスでのせてくれた。「ほおずき」って食べられるのかなと見てたら、さらに4個手渡してくれた。

子供の頃、ほおずきの実の中身を出し、膨らませて舌にのせ、音を出して遊んでたことを思い出した。食べるものではなかった。食べてみると、想像とは違ってミニトマトのような食感だった。

食事を済ませ部屋に戻りネットで調べてみると、思い描いていたのは「観賞用のほおずき」で、それとは別に「食用のほおずき」があることを知った。ほおずきといえば実を包んでいる袋状の赤いガクを思い浮かべるが、「食用ほおずき」のガクは赤くならず緑から薄茶色になって収穫されるという。

食べてみると、味は甘酸っぱく、フルーティな風味さえ感じられる。これは野菜として食べるというよりは食後、フルーツやデザート感覚で食べるようである

ぶっかけ飯にのった「ほおずき」の写真を撮ってたら、店の袋から出して皿に盛ってくれた。市場で買って1個あたり3バーツ(12円)もするとか、驚きである

包丁を借りて断面を見てみたら、小さな種子が散在していた。ポンラマーイ(果物)というが、あながち間違ってもいない

女性店主が何度も「ビタミンC」と言っていたので調べてみると(引用):

美容と健康に良いといわれる成分が豊富

食用ほおずきには、ビタミンA、ビタミンC、そして女性に不足しがちなカルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれています。特に生活習慣病予防や脳の活性化などに良いと言われているイノシトールの含有量が多いことでも注目されています。イノシトールにはコレステロールを低下させたり、脂肪肝、がん、動脈硬化など様々な病気を予防する効果があると考えられています。そのため、近年ではスーパーフードとしても注目されているのです。

きょうはぶっかけ食堂でたいへん良い勉強をさせてもらった。浅草寺のほおずき市で見る赤い観賞用のほおずきとは別物だった。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

チェンマイで「ほおずき」を食す」に3件のコメントがあります

  1. もう何年も食べていませんが、ほおずき大好きです!!
    私も初めて食べたのは海外でした。「えっ、これほおずき?食べられるの???」とパッタイさんと同じく真夏のあのオレンジのほおずきを連想しましたw
    甘酸っぱくて美味しいですよねぇー。

    日本でもどこかで見かけて食べたのですが、すごく良いお値段で。。。なかなか食べられませんね。

    いいね: 1人

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