タイ南部ヤラー県べートン地区の郷土料理と云われている「バミーべートン」をタイ北部のチェンマイでも食べられる店がある。
① チェンマイのサンティタム地区にあるカオマンガイ専門店「カオマンガイセープ」ข้าวมันไก่แซ่บ この店には大衆タイ料理「カオマンガイ」のほかにタイ南部の郷土料理「カオモックガイ」や「バミーべートン」がある、というかむしろ店先のカオモックガイの黄色いご飯やバミーべートンの麺が売りのようにさえ感じる
「バミーべートン」บะหมี่เบตง 50バーツ もちもちした麺の上にガイトート揚げ鶏がのっている

スープも付いてくる テーブルにある2種類のタレをかけるのではなく、別小袋に入った粉唐辛子や砂糖を好みでふりかけて食べる

これはまた別の日に食べた「バミーべートン」50バーツ 普通盛は40バーツ、大盛は50バーツ

スープ付きがありがたい

店内のお客だけでなくテイクアウトや宅配バイクが次々にやってくるので忙しそう スープをビニール袋に入れるのがまたたいへん 女性店主はタイ南部ナコンシータマラートの出身だとか

テイクアウトや宅配用の「バミーべートン」

店の看板はカオマンガイだけど… この「バミーべートン麺」の量はすごい

「カオマンガイセープ」ข้าวมันไก่แซ่บ のメニューと地図 ⇩

② 旧市街チャンプアック門の近くにあるカオマンガイ専門店「ヌン カオマンガイ ナコンシータマラート」หนุ่มข้าวมันไก่นครศรีธรรมราช この店にもタイ南部の郷土料理「バミーべートン」บะหมี่เบตง がある
「バミーべートン」บะหมี่เบตง 50バーツ ここも普通盛は40バーツ、大盛は50バーツ

鶏ガラスープはやや濃いめ

この店には「バミーべートン」用の粉唐辛子と砂糖がセットで用意されている

ここも「バミーべートン麺」の量がすごい

壁に大きく掲げられているメニュー 不思議なことに「バミーべートン」の画像が「カオマンガイセープ」のメニューの画像と同じ

壁のメニューのイラストにはタイ南部ナコンシータマラートに伝わるナンタルン影絵人形が大きく使われている

店の雰囲気 店の前の歩道を場所がら西洋人がよく通る 「ヌン カオマンガイ ナコンシータマラート」หนุ่มข้าวมันไก่นครศรีธรรมราช の地図 ⇩

タイ南部の郷土料理「バミーべートン」がタイ北部のチェンマイでも食べられるが、ここで紹介した2店舗とも「カオマンガイ」の専門店にあるのが興味深い。そのためかトッピングはガイトート揚げ鶏である。