旅行者は誰も来ないと思われるチェンマイ大学近くのステープ市場 ตลาดสุเทพ 通称トンパヨム ต้นพยอม へ行った。中に入ると所狭しと豚の皮の素揚げケープムーとチェンマイソーセージ・サイウアのブースがずらりと並んでいた。その中に「タケムシ」のブースが点在していた。驚いたことにコオロギ類やカイコのさなぎなど他の揚げ虫はまったく見なかった。
タケムシはタイ語でロッドゥアン(特急列車) รถด่วน と呼ばれている。タイ人には長く連結した特急列車に見えるらしい。日本通のタイ人はジョークで「シンカンセン」と呼んでいる。
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【追記】2024/10/18
⇧上の話は、1993年にバンケーンにあるタイ農務省およびカセサート大学の昆虫研究者との会話の中での話である。
ところがきょう、タイ語学校で「ロッドゥアンは何?」と特急列車か急行列車と答えが返ってくると思って聞いたのだが、誰に聞いても「(タケ)ムシ」という。
さらに若いころ日本の保険会社で仕事をしていた日本語に堪能なタイ人に同じことを聞いたら「(タケ)ムシ、イモムシ」と返ってきた。「特急列車や急行列車はロットファイドゥアンと言います」と教えてくれた。
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これは竹を食べる蛾タケノメイガの幼虫で、幼虫は竹の筒の中で成長する。
別表記: 竹虫、ロットドゥアン、 学名: Omphisa fuscidentalis、 英名: Bamboo worm
販売されていたタケムシには揚げた「揚げタケムシ」รถด่วนทอด と炙った「炙りタケムシ」รถด่วนอบ の2種類があった。
ナイト・マーケットや催し物会場でよく見かける「揚げタケムシ」は 1kg 2,600Bで、「炙りタケムシ」の方は 1kg 3,600B と高く、それぞれ100g 単位で販売されていた。両方を50Bずつ特別に食べ比べさせてもらったら「炙りタケムシ」の方がうま味があり美味しかった。
正門は国道121号線沿いにあるが、門は他にもステープ通り側にもある

左が「揚げタケムシ」1kg 2,600B、右が「炙りタケムシ」1kg 3,600B でそれぞれ100g 単位で販売されていた

両方を50Bずつ特別に食べ比べさせてもらった 左が「揚げタケムシ」、右が「炙りタケムシ」、炙ったタケムシの方がうま味があり美味しかった(^_^)v

炙りたての新鮮な「炙りタケムシ」

「揚げタケムシ」1パック 130B

「揚げタケムシ」揚げ方に違いのあるのが混じっているようだ

「炙りタケムシ」炙り方にムラがない

このブースのタケムシは新鮮ではなさそう 蜂蜜も売っていた

「炙りタケムシ」タケムシの絵が可愛い

タケムシをこんなにまとまって見るのは初めてだった。チェンマイ空港のお土産コーナーにもパック入りのタケムシを売っているが、すべて当たり前のように「揚げタケムシ」と思い込んでいた。今度からよく見てみよう。
ヒョエー😅😅😅
初め 読み始めて いつそのタケムシとやらの写真が出てくるかドキドキしながら読み進め。。。
出たー!どっひゃー😆😆
す す すごい!!
でも
そこに居たら 私も味見しますね きっと😊笑
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コメントをありがとうございます🙏
調理されたタケムシをぜひ食べてみてください。
塩をふりかけたり、チリソースをつけたりすると美味しく食べられると思います(^_^)v
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