タイ料理に「カービング」を添える伝統文化 33作

カービング แกะสลัก は宮廷の料理人たちが王様に捧げる食事を美しく飾り立てたことから始まったと云われている。その歴史は古くアユタヤ王朝ともスコータイ王朝とも云われている。小さなナイフひとつで根菜類や果物などに花や葉や鳥などを彫るタイの伝統的なおもてなし文化「タイカービング」は、現代に至るまで脈々と受け継がれている。

また、スイカなどを使った大型カービングは、ダイニングのみならずレストランなどのエントランスを生花と共に彩る場面も少なくない。お祝いの会などでも見かけたことがある。

ニンジンで「鳥」を彫る 目はパクチーの種子

ニンジンで「鳥」を彫る 料理より先にカービングの方に目がいってしまう

ニンジンで「鳥」を彫る 最初はカービングを食べていいのか迷った

大きなニンジンで「鳥」を彫る 彫ったコックさんの顔が目に浮かぶ

ニンジンで「鳥」を彫る 目があると食べるの躊躇する

ニンジンで羽ばたきそうな「鳥」を彫る 上に伸びているのは珍しい

ダイコンで「鳥」を彫る

ダイコンで「花」を彫る 花びらがよく散けないもんだ

ダイコンで「花」を彫る 花びらは三重

ダイコンとニンジンで「花」を彫る

ダイコンで「花」を彫る 花びらに厚みがある

ダイコンで「花」を彫る

ニンジンで「花」と「葉」を彫る

ニンジンで「花」を彫る

ニンジンで「花」を彫る

ニンジンで「花」と「葉」を彫る

ニンジンで「花」と「葉」を彫る

ニンジンで「葉」を2枚彫る

ニンジンで「花」と「葉」を彫る

ニンジンで「花」と「葉」を彫る

ニンジンで「花」を2輪彫る 最もよく見るカービング

ニンジンで「花」を彫る

ニンジンで「花」を彫る

ニンジンで「カニ」を彫る

ニンジンで「花びら」を彫る

パイナップルで「鳥」を彫る

ミニトマトに切れ目を入れ「花」を作る

プーケットの高級レストランのエントランス カービングで迎えられた

タイレストランのエントランス この日はオーナーの誕生日だった

タイ料理に添えるカービングは、彩りを添えるだけでなく、「あなたを心から歓迎しています」というタイならではのおもてなしの表現である。しかしある一定レベル以上のタイレストランでないと味わうことはできない。安価な食堂でも食材の切り方に拘りを見せる食堂はある。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

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