ドイステープ山のふもとの緑豊かな森の中にあるワット・ウモーン寺は、12世紀末、ランナー王国初代王メンラーイにより、スリランカから招いた僧侶の瞑想修行の場として建立され、14世紀末に寺院の名の由来となったウモーン(トンネル)が掘られ、その中に仏像が安置された。そして僧侶たちがレンガ造りのトンネル内で瞑想を行った。
街の喧騒から離れ、森の中の静けさと、乾季でもひんやりとしたトンネル内は瞑想するのに最適な場所で、厳しい修行をしようとする僧侶たちが集い、また外国人の修行も受け入れているという。
過去の侵略者によって破壊された仏像が痛々しい

トンネルの真上にそびえる仏塔

中央の一番大きな仏像

トンネルの入口は4ヵ所(正面に3ヵ所・背面に1ヵ所)あるが、1番、2番、3番のどの入口から入っても中で繋がっている。4番の出口は地上の仏塔と繋がっている
トンネル中には6体の仏像が安置されている

トンネル内を裸足で進んでいくと、ひんやりと感じる石タイルの床、ここで瞑想。空気はとても冷ややか。お参りするタイ人たち

レンガを積み上げて造られている

トンネル内に6つの仏像のブースがある

仏像のブースは一つひとつ個性がある



仏像の顔面や腕に金箔が貼られている

過去の侵略者により破壊された頭や腕のない仏像が集められている

ワット・ウモーンは、自然環境豊かな森の中にある神秘的な寺院

外国人観光客は少ない。ここへはチェンマイ大学裏門から歩いて20分ぐらい、途中右側に北タイ料理屋があるのが嬉しい。僕の住んでるコンドミニアムから歩いて小一時間。2018/2/14