陽射しが強いチェンマイ・フアイケオ通りを歩いていたら、まだ大きく発達していない未成熟のジャックフルーツの菌に侵されている実だけに小さなヒゲナガゾウムシ (Anthribidae, Araecerus sp.) が集まっていた。
その一週間後も同じフアイケオ通りの菌に侵されたジャックフルーツにヒゲナガゾウムシがいた。
前日の大雨をどこで凌いでいたんだろう…
雄と雌の出会いから、交尾前行動 (Pre-mating behavior) を観察したが、極めてシンプルだった。
Huay Kaew Rd, Chiang Mai, 2019/11/1 & 8
未成熟のジャックフルーツの菌に侵された実にヒゲナガゾウムシ

ヒゲナガゾウムシの仲間 Araecerus sp.

オスとメス

一週間後もいた

菌を食べている

往来の激しいフアイケオ通り沿いにも自然の営みがある

交尾前行動を観察したが、とてもシンプルだった

ヒゲナガゾウムシの採集調査でチェンマイを初めて訪れたは1980年の5月だった。あれから40年の歳月が流れている。