タイ東北部メコン川沿いのムクダハーン郊外の山中の崖に、古代人が描いた壁画があるというので好奇心に任せ見に行った。
街の人はその存在は知っているものの行ったことがないと言う。情報が全くないので、トゥクトゥクの運転手に場所などの情報を収集してもらい、水を買い込み二人で街を出発。
登り口と思われるところでトゥクトゥクを降り、運転手とけもの道を通る場面もあり迷いながら2時間ほどかけてやっとたどり着いた。途中から彼の携帯が通じなくなり不安だった。
1,000年以上前に描かれた壁画らしい。手形も残っていた。
人物像と思われる古代壁画

なぜこんな山中に古代人が壁画を描いたのだろう。手形もある。規模的にはこの崖のみだった。左の方は壊れかけていた

壁画にすぐ会えると思っていたが、大間違いだった

バス・ターミナルでトゥクトゥクの運転手と出会い、3日間いろんなところへ連れてってもらった。古代人の壁画だけでなく、タイーラオス橋の夜景を見に行ったり、昼ご飯や晩ご飯の相手になってくれたりと友人のように付き合ってくれた
最後宿からバス・ターミナルまで送ってくれ、別れ際にお土産までもらった

頂いたお土産を開けたら可愛い小物入れが二つ入っていた。心に深く残る「トゥクトゥク運転手」だった

古代人が描いた壁画は、メコン川流域に点々と残っている。2014年12月下旬
コロナ禍が明け、チェンマイに戻ったらまたメコン川沿いの街を旅したい。
Ancient mural, Mukdahan, NE Thailand