チェンマイのアリ卵料理

神秘的な洞窟の寺院ワットウモーンへ行く途中の路地にある北タイ料理専門店の「ハーントゥンチェンマイ」には昆虫料理がいくつもある。ここではアリの卵を使った料理「アリ卵のスパイシーサラダ」と「アリ卵のスパイシースープ」と「アリ卵の卵炒め」それに夜市でよく見かける「アリ卵入り卵焼き」を紹介したい。

アリ卵のスパイシーサラダ

赤アリの幼虫や蛹、それに赤タマネギや香草などを一緒に和えたスパイシーなサラダ。店のスタッフからよく「カイ・モッ・デーン」という言葉が出てくるが、カイ=卵、モッ=アリ、デーン=赤、「赤アリの卵」というタイ語である。しかしアリの卵がこんなにデカいわけがない。おそらくタイの人たちも幼虫というより卵という方が美味しく聞こえるのだろう。

アリ卵のスパイシースープ

そこそこ辛くて、香草や生姜が入っていてとてもスパイシー。プチプチ感の赤アリの幼虫や蛹だけでなく成虫もいた。むしろ成虫の方が美味しい。

左:アリ卵の卵炒め(カイモッデーンパットカイ)右:アリ卵のスパイシースープ(ゲーンパックワーンカイモッデーン)

北タイ料理専門店「ハーントゥンチェンマイ」Han Teung Chiang Mai

アリ卵入り卵焼き

チェンマイの日曜夜市を歩くとよく見かける赤アリの幼虫や蛹が入ったチェンマイ風卵焼き。これに屋台に備え付けられている胡椒やタイ醤油をかけて食べる。

赤アリはマンゴーの樹上で巣をつくり、そこで生活しているので衛生的で、安心できる食材となっている。

なお、赤アリはタイのツムギアリのことを指す。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

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