銅鑼は何のためにある?

むかし時計が普及していなかった頃、お寺で銅鑼を叩き周りに時を告げていた。その名残が、タイ語で午前1時をティー・ヌン(叩く・1)、午前2時をティー・ソーン(叩く・2)というふうに今に残っている。 一方、私たちが神社の社殿で続きを読む “銅鑼は何のためにある?”

タイ南部の味噌はカラフル

タイ南部ナコーンシータマラートの朝市で売られている味噌は、どうしてこんなにカラフルなのだろう。 しかも売っているのはイスラム教徒の人たちばかり。 イスラムの食文化と関係があるのだろうか。 ナコーンシータマラートは、昔はタ続きを読む “タイ南部の味噌はカラフル”

タイ東北部の朝食「カイガタ」鍋焼き玉子

タイ東北部の朝食と言えば、やっぱり目玉焼きが主役の「カイガタ」とパン フランス植民地時代のベトナムで生まれ、ラオスを経由しタイ東北部に伝わったとされる 「カイ」は卵、「ガタ」は鍋を意味するように、専用の小さな平たい鍋で一続きを読む “タイ東北部の朝食「カイガタ」鍋焼き玉子”

バンコクから寝台列車でタイ南部ナコーンシータマラートへ

寝台列車の旅は、旅情をかきたてるので大好きである。このとき初めて1等寝台の個室に乗車した。バンコクのフアランポーンから、南部の終着駅ナコーンシータマラートまで約800km、17時間ほどの寝台列車の旅だった。 バンコクを出続きを読む “バンコクから寝台列車でタイ南部ナコーンシータマラートへ”

第二次世界大戦中タイ南部に侵入した日本軍の足跡

(1)ナコーンシータマラートにある慰霊碑 第二次世界大戦中、日本軍は大東亜共栄圏構想によりナコーンシータマラートにも上陸した。部隊の目的はイギリス植民地のマレー進攻であったが、ナコーンシータマラートにおいてもタイ国軍との続きを読む “第二次世界大戦中タイ南部に侵入した日本軍の足跡”

タイ南部の影絵芝居ナンタルン博物館

ナコーンシータマラートを中心にしたタイ南部に「ナンタルン」と呼ばれる影絵芝居がある。これはインドネシアから入ってきたといわれ、タイ南部の伝統芸能となり古くから庶民の間で親しまれてきた。現在でもお寺のお祭りやお祝い事などが続きを読む “タイ南部の影絵芝居ナンタルン博物館”

南タイの伝統行事「十月祭」

毎年10月、ナコーンシータマラートを中心にタイ南部では先祖の霊を慰めるための伝統的な「十月祭」をおこなう。 御膳に霊界で必要と信じられている食べ物やお供え物を山車にのせ、行列をなしてワット・プラ・マハタート・ウォラマハー続きを読む “南タイの伝統行事「十月祭」”

南タイのワット・プラ・マハタート・ウォラマハウィハーン寺院

南タイの仏教の中心地ナコーンシータマラートに佇む仏教寺院「ワット・プラ・マハタート・ウォラマハウィハーン」は、バンコクの王宮と並ぶ第一級王室寺院の称号を持つ。敷地内に立つ高さ56mの純白の仏塔の先端は純金が施されている。続きを読む “南タイのワット・プラ・マハタート・ウォラマハウィハーン寺院”

タイ南部のヤシオオオサゾウムシ幼虫売りのおばちゃん

タイ南部のナコーンシータマラート駅近くの目抜き通りで、ヤシオオオサゾウムシ幼虫(昆虫食界ではサゴワームという)を売っていた。10匹で20バーツ(70円) このヤシオオオサゾウムシ幼虫は、マンプーナーという味噌につけて食べ続きを読む “タイ南部のヤシオオオサゾウムシ幼虫売りのおばちゃん”