チェンマイの乾季には雨が一滴も降らない。
コンドミニアムの管理人は、午前中の早い時間帯に庭の植物にホースを使って水を多量にまいている。
昨晩オープンカフェで水割りを飲みながら寛いでいたら、女性従業員が軒下につるした植木鉢に思いがけない方法で水をやっていた。
バケツに水を入れ、それにつるした植木鉢ごと浸けるのである。なんて効率がいいんだろう。
植木鉢ごと水を入れたバケツに浸ける

丁寧に扱っている

完全に浸けたらしばらくこの状態を保つ

きょう植木鉢を見に行ったら、底の部分に大きな穴があいていた。左は植木鉢がない状態

つるすタイプの植木鉢にもいろいろあり、木を井形に組んだものや、素焼きの鉢に大きな穴があいたものなどがある。雨季の土砂降りの雨にあっても水はけがよく、空気が通るようにして根腐れが起こらないようになっている

植木鉢に植物を植えるとき(セットするとき)、水苔や木くずで体勢を整え、水を与え続けると根が植木鉢の中で成長する。
ジャングルの中の大木からぶら下がっている着生ランなどは、生えているところにはもちろん土はない。植物の種類によるが、案外水苔と木くずが土の代わりをする。
東京でデンドロビュームを育てているが(今は妻が管理している)、ある程度の寒さにあてる、与える水の量など、生えている熱帯ジャングルの気象をイメージしながら育てている。
2月の半ばに9日間、家を留守にして、植物の水対策をとって出かけたのですが、ネメシアだけがほぼ枯れてしまいました。枯れた部分を切って、わずかに元気なところだけ残し、鉢ごとぬるま湯にしばらく浸しました。
今は残ったところがドンドンと繁殖して、花も沢山咲かせてくれています。
水やり、難しいですが、植物の生命力に力をもらっています☆
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貴重なコメントを頂き、ありがとうございます。
2月の半ば「鉢語とぬるま湯」なるほど… やっぱり生き物なんですね。
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