カイコ蛹の「タイカレー」3種類食す

東京の昆虫食TAKEOのオンラインショップで「カイコのグリーンカレー」と「カイコのレッドカレー」、「カイコのイエローカレー」を購入し、食べ比べてみた。

【グリーンカレー】ピリ辛で、どろっとした濃厚なカイコのグリーンカレー。カイコ蛹は新鮮。レッドキドニー(赤いんげん豆)が印象的。グリーンカレーに定番のタケノコ入り。もっとコブミカン葉の風味が欲しかった。

【レッドカレー】汁っぽくてタイカレー「ゲーン」だったが、レッドカレーにしては辛くなかった。プチッとする食感の新鮮な山梨県産のカイコ蛹とソフトなフクロタケが印象に残った。

【イエローカレー】カイコ蛹10頭ほど入っていた。汁っぽくイエローカレー、表示の辛さレベルより辛くなかった。賞味期限が2023年12月となっている。

【脱線1】東京のタイ料理屋で「カイコ料理」を出してくれるところもある。カイコの味がよく分かる。

【脱線2】チェンマイの屋台で飲んでいると素揚げにした新鮮な「カイコ」や「コオロギ」を売りに廻ってくる。1パック10バーツ(35円)

【本題に戻る】どのタイカレーも1缶1,280円(110g)、3品で3,840円、送料800円を加えると合計4,640円

日頃近くのスーパーで買って食べているヤマモリのレトルトのグリーンカレーは、1袋321円(180g)

このようにカイコ蛹の味や環境問題を別にして目の前の数字だけを比較してみると、一般消費者には割高に感じるのではないだろうか…

大学で昆虫学を学びタイ料理が大好きな私は、珍味としてカイコ蛹を頂いた。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

カイコ蛹の「タイカレー」3種類食す」に4件のコメントがあります

  1. 全体的に辛くないカレーなのですね。タイのカレーと言えば!なので残念な気もします。
    グリーンカレーはこぶみかんの葉っぱの風味が命だと、私も思っていますw

    うーん、確かにかなりお高く感じてしまいますよね。きっと「昆虫」という意識が第一関門、「見た目」が第二関門、「味の好み」が第三関門になのでしょうが、このお値段だと全ての関門をクリアしても手が出ないです泣

    いいね: 1人

      1. たいしたことを言ってはおりませんが、使っていただければ。
        私は抵抗がない人ですし、カイコはタイのカレーと合うだろうなぁーなんて思いますが、このお値段だと正直手が出ませんね。。。

        タイに行って、屋台でカイコを買って、こぶみかんの葉を沢山入れたグリーンカレーを作って食べたいです笑

        いいね: 1人

      2. 昆虫食販売の関係者にぶつけてみると、広く普及すれば値段は安くなる、と返ってきますが…

        さすが料理研究家ですね、カイコ買って… タイで昆虫が入ったグリーンカレーはまだ見たことないですね笑 やっぱグリーンカレーには鶏肉がいい~笑

        いいね: 1人

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