タイの風変わりな「うどん」2品

カオピアックセン(ラオス風うどん) カオ=米、ピアック=糊状にドロドロに煮込んだ、セン=麺

米粉にデンプン質を多く含むタピオカ粉を混ぜるため、麺はモチモチとした食感である。トコロテン式に押し出して湯の中に投入して麺化するため、丸亀製麺のうどんのようにコシはない。小麦粉が原料の日本のうどんよりは細く丸麺である。

トッピングには、細長く切ったムーヨー(豚肉ソーセージ)や鶏挽肉、刻みハーブをのせる。

調べてみると、この「うどん」の起源はベトナムらしく、ラオスを経てタイ東北部に入ってきたようである。

タイ東北部ウボンラチャタニで食べた「カオピアックセン」 地元の人は短く「カオピアック」と呼んでいる。細長く切ったムーヨー(豚肉ソーセージ)と鶏挽肉、刻みハーブがのっている

この店のメニュー。ムーヨー(豚肉ソーセージ)のせだけだと25バーツ(80円)、ムーヨーと鶏挽肉のせは30バーツで、大盛はそれぞれ5バーツ増し

▇ センプラー(魚うどん) セン=麺、プラー=魚

白身魚をすり身にして麺を作るが、タイラーメンによく入っている魚肉団子をうどんのように細長く切ったものと考えればよさそう。ほんのり魚の香りがする。ダイエットにいいらしい。

魚すり身麺は日持ちしないので、出している店は少ない。

タイ北部チェンマイの麺中心の食堂で、偶然この「センプラー」に出会った。トッピングは練り物とワンタン、むかご

「うどん」とは、小麦粉を練って長く切った、ある程度の幅と太さを持つ日本の麺料理である、と。そもそも「カオピアック」も「センプラー」も「うどん」とは似て非なるものである。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

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