タイ東北部で見たタガメの調理法

タイ東北部を旅していると虫屋台をよく見かけるが、そこで売られている昆虫類は素揚げが基本である。

タガメに着目してみると、翅を切り落とし、パンダンリーフと共に揚げられていた。パンダンリーフはタイ語でバイトゥーイというが、これはどこででも簡単に手に入る細長い葉物食材である。2枚目の写真のパンダンリーフは、チェンマイの馴染みの店の女性店主に「これをバッグの中に入れておけばいい香りがするよ」といって貰ったのである。

パンダンリーフは搾って水で割り飲み物にしたり、魚料理に使ったり、お菓子作りに使うこともよくある。香りづけや臭い消し的な働きをする。

最近は日本の大型園芸ショップででも見かけるようになり、楽天市場では刻みパンダンリーフも販売されている。それで本場タイの「パンダンリーフで香りづけした揚げタガメ」を再現することが可能である。

タイ東北部の虫屋台で見た「パンダンリーフで香りづけした揚げタガメ」

日本ででも簡単に手に入るパンダンリーフ(タイ語:バイトゥーイ)

虫屋台で売られている昆虫類をよく見ると、パンダンリーフだけではなくコブミカンの葉やレモングラスの茎の輪切りや唐辛子などが、現地の人の好みとその昆虫が合うように使われているようである。

投稿者: パッタイ

タイの自然や文化、人が好きです。

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