きょうは無印の「ゲーンパー」森のカレーを買って食べてみた。
ゲーンパーは、タイカレーの原型とされるタイ東北部の汁料理。山の幸がふんだんに使われるため「森のカレー」と呼ばれている。タイ東北部は、もともとはココヤシがとれない地域だったため、グリーンやレッド、イエローといった一般的なタイカレーとは異なり、ココナッツミルクが使われないのでとてつもなく辛い。唐辛子の激辛味の中にもハーブのすっきりした風味がある。
無印の「ゲーンパー」は、鶏肉、たけのこ、きくらげ、ぶなしめじ、ヤングコーン、さやいんげんが具材で、スパイス・ハーブは、グラチャイ、こぶみかん葉、スイートバジル、レモングラスが使われている。
僕の中で激辛タイ料理といえば、タイ南部のレッドカレーとタイ東北部のゲーンパーであるが、きょう食べた無印のゲーンパーは激辛ではなく、ちょっと拍子抜けした(笑) 180 g 350円也
無印の「ゲーンパー」森のカレー

「ゲーンパー」のレトルトがあるとは知らなかった

タイ東北部の「ゲーンパー」を自宅で食べるとは夢にも思っていなかった。レトルトを5分ほど湯煎し、昨晩妻が作ってくれた炊き込みご飯の残りと一緒に食べた。
最初激辛の度合いが分からなかったので身構えた。色もとても辛そうである。しかしスプーンでひと口食べたら、意外にも激辛ではなく、額に汗がうっすらと滲む程度で最後まで食べることができた。
タイ東北部イサーンで初めて「ゲーンパー」を食べたとき、どんぶりでたっぷりと出てきたが、激辛すぎて半分食べるのがやっとだった。それがトラウマになっている。