「ナーラーイ・チェーン・ウェーン遺跡」(ヴィシュヌ神仏舎利遺跡)
この遺跡は11世紀から12世紀の間に建てられたクメール遺跡で、仏舎利の表面にはクリシュナ神がシンハーの後ろ足をつかんで戦っている様子のレリーフが残っている
この1基の祠堂のみが保存されており、先端部分に後付けのライトがある

祠堂入り口には後付けの扉があり南京錠が掛けられているが、おそらく貴重なものが保管されているのかも

レンガ造りではない 右側の飾り柱が欠損

レリーフが鮮明に残っている

クリシュナ神がシンハーの後ろ足をつかんで戦っている様子のレリーフと、その上のまぐさ石に描かれた横たわるヴィシュヌ神のレリーフ

飾り柱の足元に祈りをささげる人物の鮮明な彫刻がある

レリーフは残っているが、飾り柱は欠損している

民衆がゾウを引き連れて戦いに向かっているところ(?)

祠堂の周りには崩壊した石が集められている

彫刻された石には古代クメールの魂が感じられる

「ナーラーイ・チェーン・ウェーン遺跡」の説明書き

タイ東北部サコンナコンはラオスの影響よりカンボジアの影響が色濃く残っている。タイ語が流暢に話せたら、土地の人からいろいろ話を聞いてみたかった。2015/12/26