タイ東北部の終着駅ウボンラチャタニからスリンへローカル列車で移動中のこと
ウボンラチャタニ駅を出て1時間ほど経ったころ、となりの車両からはみ出して連結器の上でふざけている少女たちがいた。
つい職業病が出て窓越しに「危ないよ」ってジェスチャーしたら、逆にすごい笑顔になったのでデジカメを向けたらさらに盛り上がり、連結器を越えて僕の座席のところになだれ込んできた。
どこまで行くのか。一人でタイに来たのか。タイに何日間いるのか。何をしにタイに来たのか。仕事は何をやっているのか。先生と答えると、教科は何か。奥さんは綺麗か。子供は何人いるか。韓国語は話せるか。akb48で誰が一番好きか。などなど質問攻めにあった。
日本のTVアニメの影響か、すき、きれい、せんせい、わさび、などの日本語をいくつも知っていたのにはびっくり。アンニョンとかヨボセヨとか韓国語も知っていた。
そんな中で一番心に残った会話は、「タイ料理の中で一番好きなのは何か」と聞かれたので「ガパオ」と答えた。
そしたらすかさず彼女たちは「ガイヤーンは美味しくないのか、ソムタムは美味しくないのか」と聞き返してきた。
やっぱりイサーンの人たちは、ガイヤーンとソムタムに誇りを持っているんだなとあらためて実感した。
別れ際に「おはようございます」と言った人がいて大ウケし「さようならでしょう」と言われていた。
とても楽しかったけど、なんだか生徒引率してるみたいだった(笑)
あぶないよ~

僕の座席になだれ込んできた

質問攻めにあったが楽しかった

ローカル列車の旅は、人とのふれあいがある。のんびりとしたフリーハンドの列車の旅が大好き。2014年8月上旬
Northeastern Thailand