昆虫料理レストラン「裏庭の昆虫」Insects in the Backyard
タイの昆虫食は進化している。バンコクの昆虫レストラン “Insects in the Backyard” では、裏庭に普通にいる昆虫を高級食材とコラボさせ驚くような風味の昆虫料理に仕上げていた。食材となる新鮮な昆虫は、毎日バイクでパトゥムタニーの市場へ仕入れに行くという。料理に使う油は頻繁に取り換えるというこだわりよう。

【 タガメの雌の腹部料理 】タガメの雌の腹肉とチーズを挟み込んだラビオリ3つに、天日干しのトマトとサクサクワンタンとクリームチーズソースを配したイタリア風昆虫料理。もちろん頭、胸、羽、足もすべて頂いた。

【 生ガキの赤アリ幼虫・蛹のせ 】お皿には粗塩が敷かれている。

【 焼いた鶏胸肉とオオコオロギの幼虫とサツマイモソテーとトマトママレードの白ワイングレープソース添え 】オオコオロギの足は取られているので食べやすい。

【 焼きスズキにのった赤アリの女王アリ、トウモロコシのサルサと赤アリ幼虫の白バターソース添え 】フランス料理風

【 タケムシの燻製と炙りホタテ 】昆虫料理初心者でも美味しく食べられる。

【 チーズとサワークリームがかかったオーガニック昆虫いろいろとメキシコ風ナチョスのサラダ 】小さなミイデラゴミムシも入っていた。

昆虫レストラン Insects in the Backyard の入口上にはデカいバッタの足のオブジェが配されている。

この昆虫レストランは、バンコクで最も奇抜で独創的なチャンチュイ・クリエイティブスペース内にあり、近くには実物の旅客機のオブジェがある。

行き方はバスで行くなどいくつかあるが、僕はフアランポーン駅からメータータクシーで行った。約100バーツ。タクシーの運転手に「チャンチュイに行きたい」と言って、このゲートの写真を見せたら、タイ語で書いてあるのですぐに分かってくれた。帰りは逆でゲートの前の大通りでタクシーをつかまえる。
この昆虫レストランで昆虫料理を食べるときのポイントは、事前に席を予約し、時間帯は混む前の15~16時頃が良いと思う。お客が少ないとコックさんやスタッフが昆虫料理についていろいろ丁寧に説明してくれる。
この投稿は、新型コロナウイルス発生前の去年の8月下旬に訪れた時のことに基づいている。つづく…